(英語で)ここに来たのよ→ 写真を撮るために [英語の九九英会話発想トレーニング]
(1) 私は、(ふだん)写真を撮るためにここに来ます
→ I come here to take pictures.
(2) 私は、(その時)写真を撮るためにここに来ました
→ I came here to take pictures.
(3) 私は、(再び)写真を撮るためにここに来るつもりです
→ I will come here again to take pictures.
(4) 私は、(再び)写真を撮るためにここに来るかもしれません
→ I may come here again to take pictures.
(5) 私は、(今まで)写真を撮るためにここに来たことがあります
→ I have ever come here to take pictures.
ファンクションメソッドでは(3)(4)(5)を3つの非時制動詞フレーズをどうあやつるか、これが国際水準の英会話学習です。
(3) 原形動詞フレーズ
(4) ing形動詞フレーズ
(5) ed形動詞フレーズ
今回も,中3配当の学習、(3) 原形動詞フレーズということになります。
日本の英語教育には構文主義というものがあります。
この構文とは、英文を読解するのに役立つ英文をパターン化したものです。
今回は,文法用語を使うと「to不定詞の副詞的用法目的表現」ということになります。
でもこの表現は「〜構文」と名前はついていません。不思議なことですが。
つまりこの表現が、to不定詞の副詞的用法と言われるのはto不定詞が動詞を修飾するからそう呼ばれています。
下の日本語訳を見てください。「撮るためにやって来た」と、その行為の目的を表しています。
I came here to take pictures. (目的)
私は写真を撮るためにここに来ました
でも教育文法ではto不定詞のことを「to+動詞の原形」と説明しています。
さらに目的を表す副詞的用法はto不定詞が動詞を修飾すると教えています。
でもことばとして考えてください。そして英語の発想は以下の通りです。
私,ここに来たのよ→ 写真を撮るために
I came here to take pictures.
そしてこのcame hereは明らかに過去時制の表現です。
一方to take picturesは「写真を撮る」という時制とは関係のないフレーズです。
このtoは「未来志向の意味」を持っており,「これから」という意味と「写真を撮る」という行為を思い浮かべている,私はこれを原形動詞フレーズと呼んでいます。
一方take picturesをing形動詞フレーズにするとどう表現されるか。
私,ここに来たのよ→ 写真を撮りながら
I came here taking pictures.
私,ここに来たのよ→ 写真を撮らないで
I came here without taking pictures.
今回も指摘したいのは,動詞を対対の変化ではなく、フレーズとしてとらえないといつまでも語彙が定着・蓄積しないということ。
そして英語は英語の発想でとらえなければならないということです。
さてあなたはどちらの学習をしますか。
私は写真を撮るためにここに来ました
私,ここに来たのよ→ 写真を撮るために
【一般動詞フレーズ5段活用】
come here 「ここに来る」
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(1) come(s) here 現在形動詞フレーズ
※現在形の肯定形だけで使われる。
(2) came here 過去形動詞フレーズ
※過去形の肯定形だけで使われる。
(3) come here 原形動詞フレーズ
※命令形,助動詞、to不定詞で使われる。
(4) come here ing形動詞フレーズ
※進行形や動名詞で使われる。
(5) come here ed形動詞フレーズ
※完了形で使われる。
=============================
【一般動詞フレーズ5段活用】
take pictures 「写真を撮る」
=============================
(1) take(s) pictures 現在形動詞フレーズ
※現在形の肯定形だけで使われる。
(2) took pictures 過去形動詞フレーズ
※過去形の肯定形だけで使われる。
(3) take pictures 原形動詞フレーズ
※命令形,助動詞、to不定詞で使われる。
(4) taking pictures ing形動詞フレーズ
※進行形や動名詞で使われる。
(5) taken pictures ed形動詞フレーズ
※完了形で使われる。
=============================
以上のような形式のものを[英会話発想トレーニング]にすると以下のようになります。
[英会話発想トレーニング]
(1) 私は、(ふだん)写真を撮るためにここに来ます
→ I come here to take pictures.
(2) 私は、(その時)写真を撮るためにここに来ました
→ I came here to take pictures.
(3) 私は、(再び)写真を撮るためにここに来るつもりです
→ I will come here again to take pictures.
(4) 私は、(再び)写真を撮るためにここに来るかもしれません
→ I may come here again to take pictures.
(5) 私は、(今まで)写真を撮るためにここに来たことがあります
→ I have ever come here to take pictures.
(1) 私たちは休憩するために立ち止まりました
(2) 私は彼女を見送るためにそこに行きました
(3) 私はビールを飲むためにここに来ました
(4) 新鮮な空気を入れるように窓を開けなさい
(5) 彼女は彼のことを忘れるために外国に行ってしまった
(6) 息子は英語を勉強するためにカナダに行くつもりです
本来このような英語の回路(英語脳)を身につけるのが中学英語のはずなのです。
中学1年配当のから,段階を経て一歩一歩着実に学んでいくことが重要です。
【英語の九九英会話発想トレーニング教材】
見て聞いて覚える教材 HTML版 約540分のネイティブによる音声付き
内容は、基本的に上記のものと同じですが、社会人初級者のための発想トレーニングとなっています。
日常会話に役立つ約3,400の英文を生産を通じて英語発想・枠組みを身につけることができます!
ファンクションメソッドは、ファンクションフレーズと動詞フレーズの組み合わせで文を生産します。フレーズは意味ある単位ですから、覚えやすく確実に定着し、また別の動詞フレーズを組み合わせて多様な表現に拡大します。
英語の枠組み,発想を可視化、つまり目に見えるようした教材だから、彼の頭に確実に蓄積したということです。
この教材では、マウスを合わせると文字が浮かび上がってきます。
まずは、(1) 英文と日本語訳と英文の個別解説が、(2)から日本語訳、次に(3)動詞フレーズが、そして最後に(4)英文が浮かび上がります。
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