(英文法) [1] 「どのように」を表すAdverbs of manner [TOEIC850点攻略・文法編]
第4節 副詞の働きとはこんなこと
【ポイント】 副詞で表現豊かに
学校英語では、副詞は哀れな存在です。頻度を表す副詞などはある程度まとまりをもって教えられますが、他の副詞は決してそうではありません。数々の例文中に数多く登場しますが、ほとんど体系的に教えられることはありません。
もう一度、最初から副詞というものを本質的、体系的にとらえてみましょう。まずものごとに対して次のような疑問を持つことから始めてはいかがでしょうか。
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(英文法)[2] 「頻度の度合い」を表すAdverbs of frequency [TOEIC850点攻略・文法編]
[2] 「頻度の度合い」を表すAdverbs of frequency
frequencyとは、How often?(どれだけしはしば、頻繁に)という意味です。この意味を表す副詞には、以下のものがあり、頻度の度合い順に並べたものです。
always いつも
often しばしば
frequently 頻繁に
*usually たいてい
*sometimes 時々
ever かつて、今まで
また、次のものは「決してからない」「ほとんど〜ない」「めったに〜ない」など否定的な意味を表す副詞です。
never, rarely, scarcely (ever), seldom, etc.
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(英文法)[3] 「程度」を表すAdverbs of degree [TOEIC850点攻略・文法編]
[3] 「程度」を表すAdverbs of degree
Degreeは「程度」のことですが、How strong or weak?(どれだけ強く、弱く)などもこの仲間となります。この意味を表す副詞は、他の副詞、形容詞、または動詞(フレーズ)を飾ることに特徴があります。
She talked very long. 副詞veryが他の副詞(long)を飾る
彼女はとても長く話した
Her voice was very loud. 副詞veryが形容詞を飾る
彼女はとても大声で話した
She almost had an accident. 副詞almostが動詞フレーズを飾る
彼女はもう少しで事故に遭うところでした
以下の形容詞ではveryを使えないことに注意してください。これらの形容詞はveryで程度を表すようなものでなく意味が強いからです。したがってvery excellentといった表現は間違いです。
excellent, useless, awful, marvelous, perfect,
優れている、役に立たない、ひどい、素晴らしい、完全だ
right, wrong, correct, sure, impossible, etc.
正しい、間違いだ、誤りだ、確かだ、不可能だ
ただし、これらの形容詞を飾るには、absolutely, completely, totallyなどを使います
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(英文法) [4] 「確かさ」を表すAdverbs of certainly [TOEIC850点攻略・文法編]
誰かが彼女に向かって聞きます。
Are you going to have a date with Tom tomorrow?
あなた、明日トムとデートをする予定なの?
彼女は答えて言います。
Certainly. もちろんよ
Certainly not. とんでもない
Probably. たぶんね
これら、How sure?(誰だけ確かに)と、「確かさ」を表す副詞は次の通りです。
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(英文法)5]「場所」を表すAdverbs of place [TOEIC850点攻略・文法編]
place(場所)を表し副詞は、文の最初か、文尾におかれます。
He lives somewhere in Tokyo.
彼は、東京のどこかに住んでいます
Somewhere in Tokyo he lives.
東京のどこかに彼は住んでいます (強調)
またこのことは動詞と強い結びつきを持つ副詞(方位副詞)にも言えます。
He comes here.
彼はここに来ます
Here he comes.
ホラ彼が来るよ (強調)
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