(英語)「先生,おしっこは英語でどう言うの?」 [書いて聞いて覚える中学英語学習]



「英語の単語とローマ字との関係」,あるいは「フォニックスという単語の成り立ちを教える学習」などが無視されているのが現実です。

私は予備校の講師やTOEIC試験担当の講師として多くの大学生を教えてきました。最初の授業では必ず、「英語の単語とローマ字との関係」と「フォニックス,その中でも大切なサイレント-eのことを聞いたことがあるか」とたずねたものです。
ほとんどの学生が,「それって何のこと?」といった反応をしたものです。
私が始めてこの教材を東京の出版社から出版していただいたのは1989年のことです。
もちろんその後,改訂をしてきましたが,この第20級から第18級はまったく改訂していません。

「英語の単語とローマ字との関係」そして「フォニックス」も知らない塾や小学校の英語の先生,日本はどうなってるのと思ってしまいます。
でも本来英語の先生ではない,小学校の英語の先生?は知らなくても当たり前だと思いますが,この日本では専門である中学英語の先生も知らない、これが日本の英語教育の現実です。 

フォニックスについては、第18級,第17級に登場します。
今回は,もう少し「英語の単語とローマ字との関係」について説明しておきます。
外国の人に日本の歌などを教える場合,ローマ字で教えます。
例えば,saita saita sakuraga saitaなどと書けば、それを読んで「さいた、さいた、さくらがさいた」と一応は読めます。
「一応は」と書いたのは、たぶんイタリア人だとかなり日本語の発音に近いとおもいます。
と言うのは,イタリア語は日本語と同じように母音が強いことばだからです。
それ以外ではたぶん、例の「スァイトァ、スァイトァ、スァクゥルァガァ、スァイトァ」と発音するでしょう。

同じローマ字で書いても発音がちがうのです。日本人はsaは「サ」、iは「イ」、taは「タ」と読めますが,これは日本人だけのことです。
だから外国の人に日本語の発音を教えるのはとてもむずかしいことなのです。

さて、フランスの人がha, hi, fu, he, hoの中でfuをのぞいた「ハ、ヒ、ヘ、ホ」が発音できないことを知っていますか。
彼らはトレーニングをしないとhで始まる単語が発音できないのです。

Hitachiという会社がありますが、これはItachi(イタチ)となってしまいます。
逆に英語でもhonest(正直な)という単語の始めのhは発音しませんね。
またいずれ出でくるhimやherなどが「イム」とか「アー」と発音されてリスニングできないことがあります。これについてはそのときにもう一度説明します。

最後に同じローマ字の配列が英語の単語と重なる場合があることを説明しておきます。
下の2つの単語を読んでください。

  nose. Takeshita Street

noseはローマ字では「ノセ」で、大阪にも「能勢」という町があります。さてnoseを外国の人が読むと「ノウズ」、つまり鼻のことです。
右は「竹下通り」ですが、このTakeshitaをそのまま「タケシタ」と読む外国人は少ないと思います。
どうしても始めのtakeは動詞の「テェィク」となり、次のshitaは。もしかしてshitの間違いではないかと思う人は多いでしょう。
shitは「ウンチ」のことで、take a shitは「ウンチをする」という意味です。

この話題をこのブログに書くのにためらいましたが、私が昔塾をしていた時,子供たちはきまって聞いたものです。

「先生,おしっこは英語でどう言うの?」「ウンチはどういうの?」

でも好き嫌いは別にしてクレヨンしんちゃん的なセリフは子供たちがよろこぶのも事実です。

【コミニカ英語基教材礎編】
 書いて聞いて覚える教材 全約850分の音声付き PDF版

この学習教材は1989年に、ある東京の出版社(一光社)から発売され、その後ロングセラーを続けている「コミニカ英語教材<基礎編>」に、その後の研究成果を踏まえ、全面改訂をしたものです。
英語教材で、初めての「読み・書く・話す・聞く」の「反復学習」が可能です。
社会人のための中学英語やり直し教材としても多く使われています
一日一 日、プリントをこなすことで、英語の回路は着実に学習者の頭に仕組まれていくことになります。現在、先進的な塾やフリースクールにこの教材が導入された り、英会話学習者が購入されているのは、日本で始めての世界水準の英会話学習法を展開しているからです。現在、先進的な塾やフリースクールにこの教材が導入され たり、英会話学習者が購入されているのは、日本で始めての世界水準の英会話学習法を展開しているからです。
「コミニカ中学英語基礎編」は、英語の枠組み,発想を可視化、つまり目に見えるようした教材だから、彼の頭に確実に蓄積したということです。
プリント1枚に基本的に11の英文の生産ができプリントを一枚、一枚こなす毎に、生徒たちは達成感を持ち、次のプリントに向かっていきます。問題シート(プリント)の総枚数は1,152枚と膨大なものとなっています。

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