(英語で)彼女は(病後)元気になっている [TOEIC650点読解・イディオム]
方位副詞backの本質的な意味は、「後退」「戻る」です。
「戻る」ということなら、「いつ」とか「どこ に」、あるいは「どこから」ということが問題となります。このようなフレーズも一緒に身につけることが大切です。
「よく働く動詞」の一つ一つに着目し、同じパターンのものを攻略することによってその動詞の守備範囲と応用範囲を身につける、これが使える語彙力の効果的で、 効率的な増強法です。
今回も「ENGLISH-TREKKING教材Basic Verbs 16」の学習です。
今回も、補語が方位副詞・前置詞+名詞のものについて述べていきます。
be動詞系列の補語のタイプ
(2) 補語が方位副詞・前置詞+名詞のもの
be動詞は、46の方位副詞や前置詞+名詞の結びつきます。
今回は方位副詞の代表としてbackをとりあげまし た。
root sense 「後退」
backの本質的な意味は、「後退」「戻る」です。
「戻る」ということなら、「いつ」とか「どこ に」、あるいは「どこから」ということが問題となります。このようなフレーズも一緒に身につけることが大切です。
be back (具)「後ろにいる」
(抽)「戻る」「帰ってくる」
Two Word Verbsの表現は,ほとんどの場合「具体的な位置関係」を表す表現と,メタフォー(類推表現)としての表現の2つがあることを知っておいてください。
○ 「具体的な位置関係」を表す表現
(1) She is far back.
彼女ははるか後ろにいる
(2) The house is back from the road.
家は道路から引っ込んだところにある
○メタフォー(類推表現)としての表現
(3) September is more than half over , and the winter birds are back.
9月もとうに半ばを過ぎて、冬鳥たちは戻ってきた
(5) I'll be back soon.
私はすぐに戻ります
(32) She is back on her feet .
彼女は(病後)元気になっている
さらに重要 なことは,このbe動詞のTwo Word Verbsが、一般動詞への表現展開の基礎になることです。
【be動詞フレーズ5段活用】
be back
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(1) (am, are, is) back 現在形動詞フレーズ
(2) (was, were) back 過去形動詞フレーズ
(3) be back 原形動詞フレーズ
※命令形,助動詞、to不定詞で使われる。
(4) being back ing形動詞フレ
ーズ
※基本的に進行形にはなりません。動名詞になります
(5) been back ed形動詞フレーズ
※完了形で使われる。
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ずっ と以前のことですが,シュワルツネッガーがイラクでの米軍を慰問した時の,最後のしめくくりの挨拶で以下のように言いました。
I'll be back.
「私は戻ってきます」ということですが、どうして彼が be backを使ったかわかりますか。
同じ「戻る」という意味では,一般動詞を使ってget back, go back, come back、あるいはreturnといった表現があります。
ただこの中でgo backは「戻っていく」となり不適当ですが,get backやcome backは使えそうです。
ちなみにgoは「行き去り」を表し,comeは「出現」を表すので、いずれも「方向」が問 題となります。
でもget backだと「方向性」は問題にならず,使えそうですが,getには「どうにかして」とといった意味が含まれています。
だからget backを使うと「どうにかして戻ってきてやるぞ」ということにもなる訳です。
つまりcome backもget backも使えそうですが,be backだとbeの表す{存在」が強調されることになります。「私は意志として(will)、戻ってくる存在」になるんだと彼は言いたかったのでしょう。
さらに一般動詞を使うとdo, does, didが支配し,進行形があることを知っておいてください。
【一般動詞フレーズ5段活 用】
get back
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(1) get(s) back 現在形動詞フレーズ
※現在形の肯定形だけで使われる。
(2) got back 過去形動詞フレーズ
※過去形の肯定形だけで使われる。
(3) get back 原形動詞フレーズ
※命令形,助動詞、to不定詞で使われる。
(4) getting back ing形動詞フレーズ
※進行形や動名詞で使われる。
(5) got back ed形動詞フレーズ
※完了形で使われる。
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I'm getting back.
私は戻ろうとしています、戻りつつある
英語は方位や空間でものごとをとらえる言語です。
語彙力増強教材【English trekking教材】
ネイティブの子供たちは幼い頃からことばをフレーズとして蓄えていきます。一方私たちは彼らと同じ体験をすることは不可能です。
Holistic Approachは、これは部分部分ではなく全体的にとらえるアプローチのことです。この教材はそれに基づいて製作されていますが、これは日本語の発想からではなく、英語の発想で英語をとらえるといういわば当たり前のことを可能にします。
日本語から英語を作ることは不可能で英語は英語で考えるべきです
この教材は、日本やアメリカなどの市販の英会話本、映 画のシナリオ、あるいはTOEIC試験用の問題集から集めたものですから、いかに日常会話で頻繁に使われているかよくわかります
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