最短英語学習 英語発想による英文法 これが英語の骨組だ No.07 [ブログ16の動詞でこれだけ話せる]
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英語表現を拡大する英語の3つの動的表現を使いこなす!!
~非時制3つの動詞フレーズは英語を動的に表現するための道具だ~
第1節 原形動詞フレーズを用いた動的表現
名詞のように使う、形容詞のように使う、副詞のように使う
第2節 ing形動詞フレーズを用いた動的表現
名詞のように使う、形容詞のように使う、副詞のように使う
第3節 ed形動詞フレーズを用いた動的表現
名詞のように使う、形容詞のように使う、副詞のように使う
第1節 原形の動詞で始まる動詞フレーズを使いこなす
~原形動詞フレーズは「頭に描いた映像世界」~
[チャート]
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[1] 原形動詞フレーズを名詞のように使って
[1-1] 命令形とは
Speak English.
英語を話しなさい
[1-2] 主語として使う
To speak English is easy.
英語を話すのは簡単です
It is easy to speak English.
英語を話すのは簡単です
[1-3] 目的語(VO感覚)として使う
Will you (please) speak English?
英語を話していただけませんか?
I want to speak English.
私は英語を話したい
[1-4] 叙述表現(補語・VC感覚)として使う
My wish is to speak English.
私の願いは英語を話すことです
[2] 原形動詞フレーズを形容詞のように使って
[2-1] 限定表現として使う
I don't have a chance to speak English.
私には英語を話す機会がありません
☆ [2-2] 叙述表現(補語・VC感覚)として使う
You are to speak English.
あなたは英語を話さなければならない
I am going to speak English.
私は英語を話すつもりです
☆ [2-3] 叙述表現(補語・VOC感覚)として使う
I want you to speak English.
私はあなたに英語を話してもらいたい
I tell you to speak English.
私は、(ふだん)あなたに英語を話すように言っている
I heard her speak English.
私は彼女が英語を話しているのを聞きました
Let me speak English.
私に英語を話させてください
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[2-2] 叙述表現(補語・VC感覚)として使う
cf. 形容詞その2つの用法
(1) She is a pretty girl. 限定用法
(2) She is pretty. 叙述用法(主格補語、VC感覚)
これは文法では「be to+動詞の原形」とされ、「命令、予定、義務などを表す」とされていますが、ここでもto+動詞のフレーズとしてとらえること、また be動詞は「存在」を表し、「(これから~に向かっての存在だ」ということです。
You are to stay here. (命令)
あなたはここにいなさい
We are to meet her. (予定)
私たちは彼女ら会う予定です
You are to obey my instructions. (義務)
あなたは私の指示に従わなければならない
●be動詞を飾ることばを加えると限定的な意味に
We are to meet him tomorrow.
私たちは明日彼に会う予定です
もちろんbeは「存在」を表し、to+原形動詞フレーズで「これから」と「未来の意味」を表しますが、このbe動詞を飾るgoing、supposed, sureなどのことばを加えると限定的な意味となります。be goingは、主体の進行的な心理を表し「~する予定だ」、be supposedは「予定されている存在だ」、be sureは「確かな存在だ」などの意味を表します。
We are going to meet him tomorrow.
私たちは明日彼に会う予定です
We are supposed to meet her tomorrow.
私たちは明日、彼女に会う予定です
We are sure to meet her tomorrow.
私たちは明日、きっと彼女に会います
このような「be動詞+形容詞(語)+to+原形動詞フレーズ」の多くは、surelyやreluctantlyなどの副詞を使った表現でもできます。以下の2つの文を比べてください。
I'll buy some cakes surely.
I am sure to buy some cakes.
私はきっとケーキを買います
He'll lend me the money reluctantly.
He is reluctant to lend me the money.
彼はいやいや私にお金を貸してくれるでしょう
I'll help you willingly.
I am willing to help you.
私はよろこんであなたを手伝います
ここで共通しているのは、be+形容詞(語)で、心理的な状態まで表していることです。まずこう宣言して、to+原形動詞フレーズでその行為や状態を表すことになります。加えてこれらbe動詞を使った表現は何度も述べている「動詞を軽くする表現」の一つと言えます。
I am sure to ~ 確信している状況
He is reluctant to ~ いやいやな状況
I am willing to ~ すすんで~しようという状況
このようなパターンで用いられる形容詞(語)は以下のようなものです。
able, unable, apt, inclined, liable, ready,
willing, reluctant, quick, slow, glad,
sure, certain, likely, etc.
■文法を生かして英語表現を■
(1) I am unable to drink beer.
私はビールが飲めません
(2) Are you ready to order?
ご注文はお決まりですか?
(3) I was about to go out when he called on me.
私が出かけようとしているときに彼が訪ねてきた
(4) It is likely to rain.
雨が降りそうです
略
[2-3] 叙述表現(補語・VOC感覚)に使って
VOC感覚とは、文の中でOが主語、Cがその補語となるパターンです。このパターンではVC感覚の動詞フレーズが表現の基本となっていることもすでに指摘しました。P63の[5]VOC感覚の動詞フレーズを参照のこと
。
I will make you happy.
V O C
You are happy. あなたは幸せです
V C
私はあなたを幸せにします
上の文のhappyは形容詞ですが、これを動的な表現にするためにto+原形動詞フレーズを用いたものが、以下の文です。
I want you to be here.
V O C
You are to be here. あなたはここにいなさい
V C
私はあなたにここにいてもらいたい
これらのパターンをとる動詞は以下のものです。
tell, ask, get, order, expect, want, wish, help, etc.
*hopeがないことに注意してください。
■文法を生かして英語表現を■
(1) I wish you to work harder.
私はあなたにもっと一生懸命にはたらくように願います
(2) My mother told me not to go out.
母はは私に外出しないように言いました
(3) Ask him to help me.
彼に私を手伝ってくれるように頼んでください
略
●使役動詞、感覚動詞も同じパターンとなる
情緒動詞はtoなしに原形動詞フレーズを導きますが、これと同じようにtoなしにVOC感覚で使われる動詞があります。
まず使役動詞とは、have, make, letなど「~させる、~してもらう」といった意味の動詞で、VOC感覚とります。
Let me have a look.
V O C
私に見せてください
(使役動詞)
let, make, have, help(米語). etc.
3つの使役動詞には以下の意味の違いがあります。
make--強制(無理矢理、積極的に働きかけて、「~させる」
have--働きかけて(頼んで)、「~してもらう」意味は中立的
let--人がしたいから、許可して「~自由にさせる
■文法を生かして英語表現を■
(1) Please let me get by.
どうか私を通してください
(2) Please have the porter take my suitcase.
どうかボーターに私のスーツケースを運ばせてください
略
一方、知覚動詞とは、see(見る), watch(見つめる), hear(聞こえる), fee(感じる)などの意味を持つ動詞です。
I saw a dog cross the street.
V O C
私は犬が道路を渡り終えるのを見た
(知覚動詞)
see, watch, notice, hear, feel, find, etc.
■文法を生かして英語表現を■
(1) I saw a dog cross the street.
私は犬が道路を渡り終えるのを見た
(2) I saw her smoke.
私は彼女が煙草を吸うのを見ました
略
---以上-----
電子書籍「自由に話すためのたったこれだけ英文法」より転載
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