(英語で)私をあなたの部屋に入れてください [ブログ16の動詞でこれだけ話せる]



[今日の学習]

[let の動詞フレーズ]
【解説】
■letは「許す」と覚えよう

letの動詞フレーズのパターンはとても簡単で3つしかありません。
letを正しく用いるのに一番さまたげになっていることは、この語を「せしめる」と訳して覚えていることだ。
「させてやる」ならば、まだいいだろう。訳語をつけて覚えたいなら、いっそのこと「許す」としておくのがいいと思う。letは、そくばくを解いて、放してやることなのだ。
あなたが、鉛筆を持って立っているとする。この時あなたの手から鉛筆を放したらどうだろうか。鉛筆は地球の引力に従って落ちる。すなわちあなたは鉛筆をletしたのだ。

  You let the pencil.

しかしこれだけの表現ではことば足らずで、ふつうその後に動きや方向を表す語をつける。これが英語の発想だ。

  You let the pencil go down.
  あなたは鉛筆を落とした

つまりこれはあなたが、鉛筆が落下するのを「許してやった」ということになる。
このgo downの変わりに、形容詞や方位副詞、あるいは前置詞で始まる語群をともなう。

  Don't let the dog free.
  犬を放してはいけません

犬は、もちろん「自由になりたい」のだ。

  Please let me in.
  どうか私を中に入れてください

  Please let me into your room.
  どうか私をあなたの部屋に入れてください

ただ、上のような表現がメタフォーとして使われる場合に注意してください。

  She did not let me into the secret.
  彼女は秘密を私に明かさなかった

つまり、「彼女は私が彼女の秘密の中に入ることを許さなかった」ということだ。

●最も英語発想らしいVOC感覚は日本人にとって最も弱点なのだ
  VOC感覚にはすべてVC感覚が横たわっている

今回登場している文例はすべてVOC感覚です。つまりthe pencilやthe dogといった目的語を様々な補語が補って説明しています。

  You let the pencil go down.
     「許す」→「鉛筆が」→「落下する=落ちる」状態に
  Don't let the dog free. ※
     「許さない」→「犬が」→「自由な」状態に
  Please let me in.
     「どうか許して」→「私が」→「範囲内の」状態に
  Please let me into your room.
     「どうか許して」→「私が」→「あなたの部屋という範囲内+到達点の」状態に
  She did not let me into the secret.
     「許さなかった」→「私が」→「あなたの秘密という範囲内+到達点の」状態に

つまり補語とは、freeといった形容詞だけではなく、inといった方位副詞、intoなどの前置詞+名詞、そしてletは使役動詞なのでgo downといった原形動詞フレーズが補語となっているのです.だからここでは※の文だけがSVOCの文型でと教えられています.

ところが日本の英語教育や市販の英会話本などでは、補語は形容詞と名詞に限っています.
だから日本人は英語オンチなのです.
だいたい英語発想で最も重要な、「英語人は方位と空間でものごとをとらえる」ということが完璧に抜け落ちいている、これが日本の英語・英会話教育です

  以上の記事は「サクサク瞬間英作トレーニング16動詞編 PDF版」から引用しています

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[ファンクションメソッド 動詞フレーズ五段活用テーブル]
英語はbe動詞系列と一般動詞系列の2つで成り立っています.be動詞系列では「存在」を意味し、一般動詞系列は「動的な意味」となります。

 自由に英語を話すための最短学習プログラム 一般動詞フレーズの文の生産
let the dog freeletting the dog freelet the dog free
① 現在形動詞フレーズ② 過去形動詞フレーズ
let(s) the dog freelet the dog free
③ 原形動詞フレーズ ④ ing形動詞フレーズ ⑤ ed形動詞フレーズ
一般動詞5段活用 VO感覚(動詞+目的語)犬を自由にさせてやる

【ファンクションメソッド 一般動詞フレーズ5段活用】 表現展開の例
① 現在形動詞レーズ 「現在の事実・習慣を表す]
  I let the dog free.
  私は、(ふだん)犬を自由にさせてやっています
② 過去形動詞レーズ 「過去の一時点の事実を表す]
  I let the dog free.
  私は、(その時)犬を自由にさせてやりました
③ 原形動詞フレーズ 未来形・情緒表現 「未来の事実・情緒などを表す] 
  Do you let the dog free?
  あなたは、(ふだん)犬を自由にさせてやっていますか?
  Did you let the dog free?
  あなたは、(その時)犬を自由にさせてやりしたか?
  Will you let the dog free?
  あなたは、(これから)犬を自由にさせてやるつもりですか?
④ ing形動詞フレーズ 「継続的な意味などを表す] 
  Are you letting the dog free?
  あなたは、(今)犬を自由にさせてやっていますか?
⑤ ed形動詞フレーズ 「過去を背負った現在の付帯状況]  現在完了形
  Have you ever let the dog free?
  あなたは、今まで犬を自由にさせてやったことがありますか?




【日常英会話必須基本16動詞HTML版】
イギリスの言語学者,C.K.Ogdenはたった16の動詞で日常会話のすべてができるとBasic Englishを提唱しました。
英語で何かを表現したいときに、日本語の意味に当たる英語の動詞が何かと考えるよりも、「よく働く動詞」16の内の何を使うかと考える方が、はるかに効率がいい。
つまり間口をせばめて攻略するのが英語という外国語を修得する大きなポイントの一つだと言える。場面に応じた自由な英会話をする場合には、「よく働く動詞」の守備範囲と応用範囲を徹底的に学ぶ必要があるのだ。
この教材では、マウスを合わせると文字が浮かび上がってきます。
まずは、(1) 英文と日本語訳と英文の個別解説が、(2)から日本語訳、次に(3)動詞フレーズが、そして最後に(4)英文が浮かび上がります。




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