(英語で)長いことお待たせしてすみません [書いて聞いて覚える中学英語学習]
【Sample Sentences No.26-1】
(2) I'm sorry to have kept you waiting so long.
長いことお待たせしてすみません
【今日の学習】
今回も、「7つの動詞で身につける英語感覚」中嶋 太一郎 (著)(はまの出版)からの抜粋記事です。(但し、一部の記事を改訂)
第1節 keepの動詞フレーズ
●keepの本質的な意味は「持続する」
keepは、それが物であれば、「放さないで持っている」ことになり、状態であれば、「持続する」「続ける」ことになる。
例えば、相手がお金を渡そうとしたとき、「そのお金をとっておきなさい」と言いたければ、Keep the money.また「秘密を守れ」ということであれば、Keep the secret.となる。
また、何かがある状態を続けているようにさせるには、その状態を示すことばが必要だ。この場合、後ろに形容詞やまたは形容語(~ing形動詞フレーズや~ed形動詞フレーズなど)や、方位語で飾ることになる。
【keepの動詞フレーズ 基本パターン】
[1] keepをV←C感覚で使う
Can I keep this book for a week?
この本を1週間持っていてもよろしいですか?
[2] keepをV←C感覚で使う
keep+形容詞(補語) 基本形
Are you keeping busy?
ずっと忙しいんですか?
keep+~ing形動詞フレーズ(補語)
The baby kept crying.
その赤ちゃんは泣き続けた
keep+~ed形動詞フレーズ(補語)
You have to keep posted.
連絡できる状態にしておかなくてはなりません
[3] keepをV→O←C感覚で使う
keep+名詞(目的語)+形容詞(補語) 基本形
Keep your hands clean!
手をきれいにしておきなさい!
keep+名詞+~ing形動詞フレーズ
Keep the fire burning!
火を消さないようにしてください
keep+名詞+~ed形動詞フレーズ
Keep the door closed!
ドアは閉めておきなさい!
[4] keepをtwo-word verbsで使う
Keep at it.
頑張りなさい、根気強くやりなさい
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■keepをV→O←C感覚で使う 応用形
動詞からの造語を使ったワンランク上の表現
(1) V→O←C感覚 keep+名詞+ing形動詞フレーズ
(進行的な状態を持続させること)
Keep the fire burning!
火を消さないようにしてください
(2) V→O←C感覚 keep+名詞+ed形動詞フレーズ
(受身的な状態を持続させること)
Keep the door closed!
ドアは閉めておきなさい!
ここでは動詞(V)が目的語(O)と補語(C)が結びつき、イメージとしては、「対象となるものがある状態を持続させる」ということだが。その状態を動詞からの造語を使って表すことになる。
(すでに登場したV→O←C感覚の動詞フレーズ)
(1) V→O←C感覚 get+名詞+ing形動詞フレーズ
(進行的な状態に到達させること)
Can you get the clock going again?
あなたは時計をまた動くようにすることができますか?
(2) V→O←C感覚 get+名詞+ed形動詞フレーズ
(受動的な状態をに到達させること)
I got my arm broken.
私は腕を折られた[折った]
【英語発想を身につけなさい】
The fire is burning! その火は燃えている ※進行形
↓
Keep the fire burning!
【英語発想を身につけなさい】
The door is closed! そのドアは閉まっている ※受身形
↓
Keep the door closed!
Navigator Room [15]
●getとkeepの意味の違いだけ
T:getもこのkeepも、同じ V→O←C感覚の動詞フレーズのパターンを持っていますが、意味のちがいはわかりますね。
S:getを使うと「ある状態に到達させる」、keepを使うと「ある状態を持続させる」という違いですね。
T:その通りです。例文をあげておくと次のような意味となります。確認しておいてください。
Get the fire burning. 「状態への到達」 ※進行形
火をつけてよ
Keep the fire burning. 「状態の持続」
火を燃えさせておいてよ
Get the door closed. 「状態への到達」 ※受身形
ドアを閉めてよ
Keep the door closed. 「状態の持続」
ドアを閉めておいてよ
【Sample Sentences No.26-1】
(2) I'm sorry to have kept you waiting so long.
長いことお待たせしてすみません
「コミニカ英作法」
(1) あなたはドアを閉めておいたの?
< ~は ドウする文>
① あなたは、~したの? → Did you
② ドアを閉めておく → keep the door closed
(完成文) Did you keep the door closed?
教材を購入してくださった方は、多くの例文をご覧になり「比較学習」をしてください。
自由に英語を話すための最短学習プログラム 一般動詞フレーズの文の生産
keep the fire burning | keeping the fire burning | kept the fire burning |
① 現在形動詞フレーズ | ② 過去形動詞フレーズ | |
keep(s) the fire burning | kept the fire burning | |
③ 原形動詞フレーズ | ④ ing形動詞フレーズ | ⑤ ed形動詞フレーズ |
一般動詞5段活用 | VOC感覚(動詞+目的語+補語) | 火を消さないでおく |
※実際のプログラムを省略しています。ご了承ください。
[1] 現在形動詞フレーズ (現在の事実・習慣を表す)
Do you keep the fire burning?
あなたは、(ふだん)火を消さないでおいてるの?
[2] 過去形動詞フレーズ (過去の一時点の行為)
Did you keep the fire burning?
[3] 原形動詞フレーズ (頭に思い浮かべたひとまとまりの行為)
Will you keep the fire burning?
She may keep the fire burning.
彼女は、火を消さないでおいてるかもしれない
She seems to keep the fire burning.
彼女は、火を消さないでおいてるようだ
[4] ing形動詞フレーズ (頭に思い思い浮かべた継続的な行為)
Are you keeping the fire burning?
[5] ed形動詞フレーズ (頭に思い浮かべた過去の行為)
Have you kept the fire burning?
【コミニカ英語基教材礎編】
書いて聞いて覚える教材 全約850分の音声付き PDF版
この学習教材は1989年に、ある東京の出版社(一光社)から発売され、その後ロングセラーを続けている「コミニカ英語教材<基礎編>」に、その後の研究成果を踏まえ、全面改訂をしたものです。
英語教材で、初めての「読み・書く・話す・聞く」の「反復学習」が可能です。
社会人のための中学英語やり直し教材としても多く使われています
一 日一 日、プリントをこなすことで、英語の回路は着実に学習者の頭に仕組まれていくことになります。現在、先進的な塾やフリースクールにこの教材が導入された り、英会話学習者が購入されているのは、日本で始めての世界水準の英会話学習法を展開しているからです。現在、先進的な塾やフリースクールにこの教材が導 入され たり、英会話学習者が購入されているのは、日本で始めての世界水準の英会話学習法を展開しているからです。
「コミニカ中学英語基礎編」は、英語の枠組み,発想を可視化、つまり目に見えるようした教材だから、彼の頭に確実に蓄積したということです。
プリント1枚に基本的に11の英文の生産ができプリントを一枚、一枚こなす毎に、生徒たちは達成感を持ち、次のプリントに向かっていきます。問題シート(プリント)の総枚数は1,152枚と膨大なものとなっています。
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