(英語)be going to+動詞の原形って何だ!」 [だから英語が話せない その傾向と対策]


 
■だから英語に落ちこぼれた No.22 ■

  「be going to+動詞の原形って何だ!」  

  I am going to play tennis.

  Are you going to play tennis?
  He(She) is not going to play tennis.

  Aren't you going to play tennis?

(傾向)
インターネットに以下のような説明が流れていました.

  be going to+動詞の原形

「~するつもりです」と、未来のことを言うときは[ be going to+動詞の原形 ]となります。
例えば I play tennis. という現在の文があるとして、それを未来の文にするには
I am going to play tennis. というように[ be going to ] を「動詞の原形」の前に入れます。
もちろん[ be ] というのは be動詞のことなので、主語によって[ am / are / is ] を使い分けようね。
そしてその疑問文・否定文は「be動詞の文」のそれと同じであるのでbe動詞を主語の前に出して「疑問文」を作ったり、be動詞の後ろに not を入れて「否定文」を作ります。

(対策)
まず指摘しておきたいのは、「be going to+動詞の原形」といった教え方です.
ネイティブの生の会話では、I am going to ~をI gonna ~と発音する人たちがいます。これはI want to ~をI wanna ~と発音するのと同じです.
そしてこのファンクションフレーズを使って表現する場合、前置詞toに続くのは「動詞の原形で始まるフレーズ、つまり意味ある単位」であるということです。
つ まり、play tennis=「テニスをする」、meet her=「彼女に会う」、be here=「ここにいる」、be quiet=「静かにする」、be a good boy=「大人しくする」などの動詞フレーズを頭に思い浮かべてI am going toに続ける発想が重要です.

今までくり返し述べてきたように、be動詞は「存在」の意味です。
そこで次の文を見てください。ただし、理解しやすいように例文を変えます。

  I am going to meet her.   
  私は彼女に会うつもりです

このbe going toを使った文の基本形は次のものです。

  I am to meet her.
  私は存在する  (到達点として)彼女に会うこと

このtoは前置詞で基本的な意味は、「到達点」を表します。だから「私は、彼女に会うこと を到達点にして存在している」というわけです。だから、これを「私は彼女に会う予定だ」「会うことになっている」「会う運命だ」「会うべきだ」など様々な 意味となります。

  You are to meet her.
  あなたは、彼女に会うべきです
  You are to be here.
  あなたはここにいるべきです
  You are to be quiet.
  あなたは、静かにするべきです
  You are to meet her.
  あなたは、大人しくするべきです

お気づきの方がおられるかも知れませんが、これはいわゆるbe toの構文と言われるものです。どうしてbe toの構文などとわけのわからない文法用語を作り出したのかおわかりでしょうか。
答えは簡単です。この文の情報量が少ないということと、be動詞を「です」などととらえているからです。

○英語の九九 ファンクションフレーズテーブル
 be動詞 現在形
table-1 
 

この文の情報量を増やし、もっとわかりやすいようにするには、このbe動詞、つまり「存在」を飾ればいいのです。飾れば意味は限定的になり、だからこそ情報豊かな表現が可能となります。

そしてその飾り方のひとつがgoingです。
このgoの基本的な意味は、「進行状態になる」ということです。しかしこの「進行」は行為の進行ではなく、心理的な意味です。つまりbe goingは「心理的な進行状態になっている存在だ」ということです。だから「つもりだ、予定だ」などの意味となるわけです。

○○英語の九九 ファンクションフレーズテーブル
 be going to+原形動詞フレーズ
table-3


大切なことは、このような構造を持っている文はbe going to だけではありません。次のようなものもすべて同じしくみを持つものです。

 (1) I'm gradually coming to understand what you mean.
    私は、あなたの言ってることが少しずつわかりかけてきました
 (2) I am getting to like you.
   私はあなたのことが好きになってきました
  ※ You will soon get to like it.
    あなたはじきそれが好きになるでしょう
 (3) It is beginning to rain.  
   雨が降り始めています
 (4) I am willing to help you.
   私は喜んであなたをお手伝いします
 (5) We are planning to stay here.
   私たちは長くここに滞在するつもりです
 (6) I am trying to keep straight.
  私はまともな生活を心がけようとしています

 (その他同じタイプのもの)
  I am sure to meet her.
  私はきっと彼女に会います
  Be sure to meet her.
  必ず彼女に会ってください
  I am supposed to meet her.
  私は彼女に会うことになっている

■文法を生かして英語表現を■
 (1) I am unable to drink beer.
   私はビールが飲めません
 (2) Are you ready to order?
   ご注文はお決まりですか?
 (4) It is likely to rain.
   雨が降りそうです
 (5) Be sure to call on us.
   きっと私たちのところに寄ってください




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