(英語で)彼女は殺されかけている [Holistic Approach英会話 応用編]


 
  I am going to get a cold.
  風邪をひきそうだよ
  I have got a cod.
  風邪をひいちゃったよ
  When we go out, put on the surgical mask.
  外出するときは、サージカルマスクをつけなさい
  When we go out, we had better put on the surgical mask.
  外出するときは、サージカルマスクをつけた方が良い

日本の英語教育というものは、一生懸命に学習すればするほど英語オンチになっていきます.
 (1) 一般動詞の文では、主語が三人称、単数、現在形の場合は、動詞にs,esをつける、これが三単現の,esだ」
 (2) 一般動詞現在形の否定形は、do[does] not+動詞の原形である」
 (3) 一般動詞現在形の疑問形は、文頭にDoかDoesを置く」

  
しかし、学校や塾、予備校で行われている上のような説明ほどおかしなものはありません。
まず(1)ですが、動詞にいわゆる三単現のs,esがつくのは肯定形だけです.
つまりbe動詞系列で、動詞がisと結びつくものはすべてdoes系列となるというこれは単なる英語という言葉の語感みたいなものです。
  He is --> He does, He isn't ---> He doesn't, Is he ---> Does he, Isn't he --> Doesn't he
  She is --> She does, She isn't ---> She doesn't, Is she ---> Does she, Isn't she --> Doesn't she

さらにhe系列、he系列の主語も同じことです.
 he系列 ← Tom, Bill,Mr. Green, your father, your brother, my husband
 she系列 ← Lucy, Mary, Mrs. Green, your mother, your sister, my wife

この説明は、すでに(2)(3)の学校などでのおかしな説明をしてしまっていることに気づかれると思います.彼らは単に否定表現や疑問を表現をするのに、まず肯定形の基本形を変形させろと教えています.こんなことでとっさに英語など話せる訳がありません.
つまり英語を読解するのではなく、英語で話すにはこのトレーニングをしなければならないいうことです。
さらに文部科学省の英語オンチ拡大政策は、英語ということばを単に動詞の変化だけをとらえさせていくことです。これをやられるいくら学習を続けても語彙は決して定着・蓄積しません.
補語フレーズでも同じですが.動詞も意味ある単位、つまりフレーズとしてとらえる必要があります.
have a reservation(予約をする)、have a cold(風邪をひいている)、have a fever(熱がある)、have a headache(頭が痛い)、have an influenza(インフルエンザにかかっている) 、have a pain(痛みがある)、などとフレーズで覚えて、それをファンクションフレーズで運用するこれが本当の英語学習です.
また、例えば「風邪をひく」という表現は、意味は少し異なりますが、get a coldとかcatch a coldと表現することがあります。このように語彙が増加させていくことも不可欠です.
  I am going to get a cold.
  風邪をひきそうだよ
  I have got a cod.
  風邪をひいちゃったよ
  When we go out, put on the surgical mask.
  外出するときは、サージカルマスクをつけなさい
  When we go out, we had better put on the surgical mask.

つまり私が言いたいのは、このような表現を目や耳にした場合、動詞フレーズとして覚えていく必要があるということです.これらhaveやgoやputはC.K.Ogden氏の基本16動詞に含まれています.
またput on ~を「身につける」と丸暗記しないで、putは「あらしめる」ということ、onは「密着・継続」を表し、つまり「身につける」ということときちんと整理するべきです。
  Do you put on the surgical mask?
  あなた、(ふだん)サージカルマスクをつけいますか?

【一般動詞フレーズ5段活用】
 
get a cold 「風邪をひく」
=============================
(1) get(s) a cold  現在形動詞フレーズ 
※現在形の肯定形だけで使われる。
(2) got a cold  過去形動詞フレーズ
※過去形の肯定形だけで使われる。 
(3) get a cold  原形動詞フレーズ
※命令形,助動詞、to不定詞で使われる。
(4) getting a cold  ing形動詞フレーズ
※進行形はなく、動名詞で使われる。
(5) got a cold  ed形動詞フレーズ 
※完了形で使われる。 
=============================.

[今日の学習]
一つ一つの動詞に着目し、同じパターンのものを攻略することによってその動詞の守備範囲と応用範囲を身につける、これが使える語彙力の効果的で、効率的な増強法です。

あなたも全所収文例約9,600に挑戦しませんか?!


今回も、「ENGLISH-TREKKING教材Vol.5 Essential verbs 166」の学習となります。

【escape の動詞フレーズ】
escape の動詞フレーズのパターン

英語で表現してください。
(1) (~から)逃げる、逃亡する、脱出する
  私は着のみ着のままで逃げた
(2) (液体・ガスなどが)漏れる
  ガスがパイプの継ぎ目から漏れた
(3) (物が人の注意などを)免れる、(記憶などに)残らない
  何事も彼女の目から逃れることはなかった
(4) (ことば・ため息などが思わず)~から出る、漏れる
  怒りの叫びが口から漏れた

【解答】
(1) I escaped with nothing but the clothes on my back.
(2) Gas escaped from the joint of the pipes.
(3) Nothing escaped her notice.
(4) An angry cry escaped his lips.

[今回のポイント] 
[基本的意味] のがれる  
「エスケープ」は日本語にもなっています。
またescapeは動名詞を目的語にとる動詞です。
  (C) escape +ing形動詞フレーズ
   They escaped being killed.
   彼らは殺されるのを免れた

ReadingやListeningのコツは前から前からフレーズ(意味ある単位)で意味をとらえていくことです。
この場合、英文はファンクションフレーズと動詞フレーズとの順列・組み合わせで成り立っていることに注目してください。
このようにそれらを別個にとらえる学習が、そのままSpeakingやWritingに直結します。
ちなみに日本の英語教育で英語が話せないのは読解教育の影響で「後戻り訳」の訓練ばかりをやらせられたことに原因があります。

英会話は決して一文丸暗記ではありません。

being killedは受身形の動名詞です。

【be動詞フレーズ5段活用】
 
be killed 「殺される」
=============================
(1) (am, are, is) killed  現在形動詞フレーズ 
(2) (was, were) killed  過去形動詞フレーズ 
(3) be killed  原形動詞フレーズ
※命令形,助動詞、to不定詞で使われる。
(4) being killed  ing形動詞フレーズ
※進行形になり、動名詞になる。
(5) been killed  ed形動詞フレーズ 
※完了形で使われる。  
=============================

以下は現在受身進行形での表現です。
  She is being killed.
  彼女は殺されかけている

ファンクションメソッドは英語発想を元にしています。英語発想とはファンクションフレーズと動詞フレーズの順列・組み合わせで文が成り立っているということです。
ListeningでもReadingでもWritingでもSpeakingでもこれが身についている必要があります。
表現は書かれた順,話された順、逆に書く順,話す順にとらえるべきです。
ファンクションメソッドは直読直解・直聞直解を可能にします。
まず着色していないフレーズ(ファンクションフレーズ)だけで意味をとらえ、それと別に着色したフレーズ(動詞フレーズ)の意味をとる作業を心がけてください。

語彙力増強教材【English trekking教材】
ネイティブの子供たちは幼い頃からことばをフレーズとして蓄えていきます。一方私たちは彼らと同じ体験をすることは不可能です。
Holistic Approachは、これは部分部分ではなく全体的にとらえるアプローチのことです。この教材はそれに基づいて製作されていますが、これは日本語の発想からではなく、英語の発想で英語をとらえるといういわば当たり前のことを可能にします。
日本語から英語を作ることは不可能で英語は英語で考えるべきです
この教材は、日本やアメリカなどの市販の英会話本、映 画のシナリオ、あるいはTOEIC試験用の問題集から集めたものですから、いかに日常会話で頻繁に使われているかよくわかります
この教材では、マウスを合わせると文字が浮かび上がってきます。
まずは、(1) 英文と日本語訳と英文の個別解説が、(2)から日本語訳、次に(3)動詞フレーズが、そして最後に(4)英文が浮かび上がります。



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