(英語で)このケーキの味はどうですか?

　　What are you?
　　あなたは何ですか?/何をしている人ですか?
　　Who are you?
　　あなたはだれですか?
　　Where are you?
　　あなたは、どこにいるの?
　　How are you?
　　あなたは、ご機嫌いかがです?/どんな状態ですか?

今回も，第7級の学習となります。
be動詞am, are, isは「存在」を表し，それを補って説明することばが補語と言われるものです．
今まで，３つの補語について学びました．
　(1) 「～は　ナニだ文」　補語が名詞
　　　This is a pretty dog.
　　　これはかわいい犬です
　(2) 「～は　ドンナだ文」　補語が形容詞
　　　This dog is pretty.
　　　この犬はかわいいです
　(3) 「～は　ある・いる文」補語が方位語(方位副詞や前置詞)
　　　My dog is here.
　　　私の犬はここにいます

　　　My dog is under the table.
　　　私の犬はテーブルの下にいます

この第7級は，疑問詞といわれるwhat, who, where, how, how+形容詞などの疑問表現が登場します．
基本的には以下のように3つの補語のタイプと疑問詞が結びつきます．

　(1) 「～は　ナニだ文」　補語が名詞---> What「何が?」, Who「誰が」
　(2) 「～は　ドンナだ文」　補語が形容詞---> How「どんなだ?」, how+形容詞
　(3) 「～は　ある・いる文」補語が方位語(方位副詞や前置詞)---> Where「どこに?」

前回は，第7級のうち，疑問詞who, Whatの主語としての用法について述べました。

　　Who is there?
　　誰がそこにいるの?
　　What is there?
　　何がそこにいるの?　(動物など)
　　What is there?
　　何がそこにあるの?　(動物以外)

さらに教材には以下のような「数」を聞く疑問表現が登場しています．
　　How many boys are there?
　　そこに男の子が何人いるの?
　　How many books on the table?
　　テーブルの上に、本が何冊何があるの?

いずれもHow many+名詞の複数が主語として使われています．
ここでは疑問詞HowとWhenが登場します。
まず疑問詞Howを使った疑問表現ですが，疑問詞Howは「ドンナだ?」と状態などを聞くことばです。
人などが主語では「ご機嫌いかがですか?」などの意味になりますが、犬やネコなら「どうなの?どんな状態なの?」といった意味となります．

注意してほしいのは、How are you?は「ご機嫌いかがですか?」と丸暗記しないことです．
同じHow are you?と聞かれても、I am sleepy.(私、眠いのよ)、とかI am hungry.(お腹が減ってるのよ)の意味となります．
さらに主語がyour carとかYour shoesなどとなると「乗り心地はどううなの?」とか「履き心地はどうなの?」といった意味となります．
これらについては英作をご覧ください．

ただし、語順を見ると今まで登場した以下のWhatやWhoや前回のWhereを使った表現と同じであることに注目してください．

　　What are you?
　　あなたは何ですか?/何をしている人ですか?
　　Who are you?
　　あなたはだれですか?
　　Where are you?
　　あなたは、どこにいるの?
　　How are you?
　　あなたは、ご機嫌いかがです?/どんな状態ですか?

そして以下のテーブルをご覧ください．

○英語の九九 ファンクションフレーズテーブル
　be動詞　現在形
　　

もうすでにあなたの頭には英語脳の一部ができ上がっていると思います．

上の4つの疑問詞What,Who, Where, Howを使った文の語順は同じですね．
これらare youのフレーズを、am I, are we, are you, is he, is she, are theyに変えて表現できますね．
もちろん以下のような主語も．

　　Tom, Taro, your brother, my father --- He is系列
　　Lucy, Hanako, your sister, my mother --- She is系列
　　Tom and Lucy, your sisters, my mothers, my parents --- They are 系列

コミニカ英作法でご覧ください．

[コミニカ英作法]
　 (1) ルーシーはご機嫌いかがですか?
　　　　<～は　ドンナだ文>
　　　① ドウなの?　　　　　　　→ How
　　　② ルーシーは　～いるか?　→ is Lucy
　　　(完成文) 　→ How is Lucy?

　 (2) トムとルーシーはご機嫌いかがですか?
　　　　<～は　ドンナだ文>
　　　① ドウなの?　　　　　　　　　　→ How
　　　② トムとルーシーは　～いるか?　→ are Tom and Lucy
　　　(完成文) 　→ How are Tom and Lucy?

　 (3) あなたの自転車の乗り心地はどうですか?
　　　　<～は　ドンナだ文>
　　　① ドウなの?　　　　　　　　　　→ How
　　　② あなたの自転車は　～あるか?　→ is your bicycle
　　　(完成文) 　→ How is your bicycle?

　 (4) このケーキの味はどうですか?
　　　　<～は　ドンナだ文>
　　　① ドウなの?　　　　　　　　→ How
　　　② このケーキは　～あるか?　→ is this cake
　　　(完成文) 　→ How is this cake?

　 (5) 天気はどうですか?
　　　　<～は　ドンナだ文>
　　　① ドウなの?　　　　　→ How
　　　② 天気は　～あるか?　→ is the weather
　　　(完成文) 　→ How is the weather?

りくつでわかっていることと、とっさに口から言葉が出ることとはまったく異なります．
やはりトレーニングが必要なのです．

【コミニカ英語基教材礎編】
　書いて聞いて覚える教材　全約850分の音声付き　PDF版
この学習教材は1989年に、ある東京の出版社(一光社)から発売され、その後ロングセラーを続けている「コミニカ英語教材<基礎編>」に、その後の研究成果を踏まえ、全面改訂をしたものです。
英語教材で、初めての「読み・書く・話す・聞く」の「反復学習」が可能です。
社会人のための中学英語やり直し教材としても多く使われています
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「コミニカ中学英語基礎編」は、英語の枠組み，発想を可視化、つまり目に見えるようした教材だから、彼の頭に確実に蓄積したということです。
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