(英文法)英語は「形容詞+名詞」言語であり、日本語は「動詞+副詞」言語です。

 
　例えば、「あなたは上手に日本語を話しますね」という 日本文を英策すると、「話す」=speak、「上手に」=wellということで、次のようにする人が多い。

　　You speak Japanese well.

確かに、この英文は間違っていないし、そのように表現 することもあります。しかし英語の発想ではこのような表現をbe動詞を用いて表現します。

　　You are a good speaker of English.

日本語訳はほとんど変わりませんが、意 味の違いといえば、前者は「日本語を上手に話す」という行為を強調する表現であり、be動詞を用いたものは「日本語を上手に話す存在だ」と、存在を強調す る表現です。

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(英語で)私を幸せな女の子にしてよ

 
目的格補語が名詞のパターン

ここでもUp!, Up!, Me up!、そしてPick me up!を思い出してください。ここでもA happy girl!、 A happy girl!、Me a happy girl!、そしてMake me a happy girl!となります。

　　A happy girl.
　 　Me a happy girl.　I (am) a happy girl.
　　Make me a happy girl!　
　 　私を幸せ(な女の子)にしてよ

つまり「私を幸せな 女の子に現実化させてよ」ということです。

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(英語で)起きなさい お日様が出てるよ

英語の発想には、方位副詞は具体的な位置関係や場所を表す場合と、それを心理的な状態まで類推するという場合があります。この後者をメタフォー(類推適 用)と言われています。

　　Mom: Kathy, are you up?
　 　　　キャシー、あなた、起きてるの?
　　　　Get up!　　The sun is up.
　　　　起きなさい　お日様が出てるよ

　　Kathy:　I am up.
　　　　　　私、起きてるよ

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(英語で))私を抱き上げて!、だっこして

以下の文には、I am up.と、Iという主体と、upで状態を表すCV感覚の文が隠されています。

　　Kathy: Pick me up.
　　　　　I (am) up.
　 　抱いて　自分がiupの状態に→　「私を抱き上げて!」

逆に「降ろして!」は、downを使うことになります。

　　 Kathy: Down! →　Me down!
　 　　→ Put me down!
　　　　　V　O　　C

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(英語で)前置詞forを使って「君にあげるよ」と

以下の文は前置詞forを使ったワンフレーズ表現です。ちなみにforは「対象・目的」を表します。

　　Mom: For you.　　　あなたにあげるよ
　　Kathy: For me?　　　私に?
　　Mom: Yes. For you.　　そうよ、 あなたにあげるわ

　　Mom This present is for you.　 　このプレゼント、あなたにあげる
　　Kathy: Is it for me?　　私に?
　 　Mom: Yes. It is for you. 　　そうよ、あなたにあげるわ

　 　For Tokyo.　　　　　For your eyes only.
　　東京行き 　　　　　　部外秘

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