最短英語学習 英語発想による英文法 これが英語の骨組だ No.26 [どうして日本人だけが英語を話せない?]
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【おそらく皆さんが受けたことがない英語教育】
■悪魔の英文法 これが英語の骨組だ No.18 ■
[2] ed形動詞フレーズを形容詞のように使って
☆ [2-2] 叙述表現(補語・VC感覚)として使う
She is sometimes invited to the party.
彼女は時々パーティーに招待される
☆ [2-3] 叙述表現(補語・VOC感覚)として使う
I heard English spoken.
私は英語が話はなされているのを耳にしました
英語表現を拡大する英語の3つの動的表現を使いこなす!!
~非時制3つの動詞フレーズは英語を動的に表現するための道具だ~
第1節 原形動詞フレーズを用いた動的表現
名詞のように使う、形容詞のように使う、副詞のように使う
第2節 ing形動詞フレーズを用いた動的表現
名詞のように使う、形容詞のように使う、副詞のように使う
第3節 ed形動詞フレーズを用いた動的表現
名詞のように使う、形容詞のように使う、副詞のように使う
第3節 ed形の動詞で始まる動詞フレーズを使いこなす
~ed形動詞フレーズは「頭に描いた過去の映像世界」「頭に描いた受動世界」~
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[チャート]
[1] ed形動詞フレーズを名詞のように使って
[1-1] 目的語(VO感覚)として使う
I have never spoken English here.
私はここでは一度も英語を話したことがない
[2] ed形動詞フレーズを形容詞のように使って
[2-1] 限定表現として使う
She is an invited guest.
彼女は招待客です
☆ [2-2] 叙述表現(補語・VC感覚)として使う
She is sometimes invited to the party.
彼女は時々パーティーに招待される
☆ [2-3] 叙述表現(補語・VOC感覚)として使う
I heard English spoken.
私は英語が話はなされているのを耳にしました
[3] ed形動詞フレーズを副詞のように使って
Invited to the party, she was pleased.
パーティーに招待されたので、彼女は喜んだ
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[2-2] 叙述表現(VC感覚)として使う
(疑) From China? → (肯) From China. → (否) Not from China.
(疑) Made in China? → (肯) Made in China. → (否) Not made in China.
(疑) Interested in TPP? → (肯) Interested in TPP. → (否) Not interested in TPP.
(疑) Trusted by him? → (肯) Trusted by him. → (否) Not trusted by him.
This (pork) is from China.
This (toy) is made in China.
I am not interested in TPP.
Was Mr.Hatoyama trusted by President Obama?
●教育文法での説明 受身形とは「be動詞+過去分詞」
This (toy) is made in China.
I am not interested in TPP.
Was Mr.Hatoyama trusted by President Obama?
【be動詞フレーズ5段活用】
be bitten by a dog 「犬に噛まれる」
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(1) (am, are, is) bitten by a dog 現在受身形
(2) (was, were) bitten by a dog 過去受身形
(3) be bitten by a dog 未来受身形
※命令形,助動詞、to不定詞で使われる。
(4) being bitten by a dog 現在[過去]受身進行形
※進行形や動名詞で使われる。
(5) been bitten by a dog 現在完了形受身形
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このパターンはすでに第2章第6節に登場した受身形です。そこでは6つの時制転換などを学習しましたが、ここではもう少しくわしく説明しておきましょう。
まず、受身形となるのは動詞フレーズに目的語が含まれており、それが主語として表現されるのが基本です。そのことを個別にとりあげます。
(a) VO感覚の動詞フレーズの場合
Bill makes breakfast. (能)
ビルは朝食を作る
Breakfast is made by Bill. (受)
朝食はビルによって作られる
(b) VOO感覚の動詞フレーズの場合
略
(c) VOC感覚の動詞フレーズの場合
略
(d) Two Word Verbsの動詞フレーズの場合
ここでも目的語が主語となって表現されます。例えば、laugh at me(私をあざけり笑う)ということから、主体をIにしてI am laughed at(私はあざけり笑われる)ということになります。
Everyone laughs at me. (能)
みんなが私をあざけり笑います
I am laughed at by everyone. (受)
私はみんなにあざけり笑われます
Everyone makes fun of me. (能)
みんなが私をからいかいます
I am made fun of by everyone. (受)
私はみんなにからかわれます
(f) 命令文の受身形の場合
略
(g) 行為者が一般的なものの場合
(h) 情緒動詞(will, may, must, canなど)が受身形と結びつく場合
be+ed形動詞フレーズという原形動詞フレーズが結びつきます。
My wife will break this computer. (能)
妻はこのコンピュータは壊すだろう
This computer will be broken by my wife. (受)
このコンピュータは妻によって壊されるだろう
■文法を生かして英語表現を■
(1) She may be scolded by her mother.
彼女は母親に叱られるかもしれない
(2) The order must be canceled.
その注文はキャンセルされるに違いない
略
【be動詞フレーズ5段活用】
be scolded by her mother 「母親に叱られる」
=============================
(1) (am, are, is) scolded by her mother 現在受身形
(2) (was, were) scolded by her mother 過去受身形
(3) be scolded by her mother 未来受身形
※命令形,助動詞、to不定詞で使われる。
(4) being scolded by her mother 現在[過去]受身進行形
※進行形や動名詞で使われる。
(5) been scolded by her mother 現在完了形受身形
=============================
(i) by ~以外の前置詞を用いる受身形の場合
受身形では、基本的に「by~」で行為者を表しますが、by以外の前置詞を使う場合があります。
■文法を生かして英語表現を■
(1) I was surprised at the news.
私は、その知らせに驚きました
(2) You are known to everyone.
あなたは、みんなに知られています
(3) What is made of?
これは何でできていますか?
略
[2-3] 叙述表現(VOC感覚)として使う
ここで登場するのは、目的語の状態を~ed形動詞フレーズによって補って説明する表現です。つまり「私はあなたを見た」ということですが、「あなたは彼女から電話をもらう」という受身状態を表しています。この文にはbe+ ed形動詞フレーズ(受身形)の文が発想の基本となっています。
I found a woman dead. ※ 目的格補語が形容詞
V O C
私はある女性が死んでいるのを見つけた
A woman (was) dead.
V C
ある女性が死んでいた
I found a woman dying. ※ 目的格補語がing形動詞フレーズ
V O C
私はある女性が死にそうなのを見つけた
A woman (was) dying.
V C
ある女性が死につつあった
I found a woman injured. ※ 目的格補語がed形動詞フレーズ
V O C
私はある女性が怪我をしていたのを見つけた
A woman (was) injured.
V C
ある女性が怪我をしていた
I saw you scolded by Mom.
V O C
私はあなたがお母さんに叱られているのを見たよ
You were scolded by Mom.
V C
あなたがお母さんに叱られていた
目的語の主体は人ばかりではなく、物の場合もあります。
I had my tooth pulled.
My tooth (was) pulled. 歯が抜かれた
私は歯を抜いてもらいました
I had my purse stolen.
My purse (was) stolen. 財布が盗まれたよ
私は財布を盗まれました
I got my leg broken.
My leg (was) broken. 脚が折られたよ、折れた
私は脚が折れました
ただしこのようなパターンになる動詞は限られています。日常よく使われるのは例文のhaveを始めとして、get,want,leave,hear,
keepなどがあります。ちなみにhaveでなくgetを使うと、「どうにかして~してもらう」といった意味となります。
■文法を生かして英語表現を■
(1) I had my car badly damaged.
私は、車をひどく傷つけられました
(2) He asked me to have his picture taken.
彼は私に、写真を撮ってもらいたいと頼みました
(3) Have you got your arm broken?
あなたは、腕を折ったのですか?
略
---以上-----
電子書籍「自由に話すためのたったこれだけ英文法」より転載
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