英語で)ここにいてはいけません [Holistic Approach英会話 基礎編]



今日の学習

第1節 原形の動詞で始まる動詞フレーズを使いこなす[チャート]
[1] 原形動詞フレーズを名詞のように使って

 [1-1] 命令形とは
    Speak English.
    英語を話しなさい
 [1-2] 主語として使う
    To speak English is easy.
    英語を話すのは簡単です
    It is easy to speak English.
    英語を話すのは簡単です
 [1-3] 目的語(VO感覚)として使う
    Will you (please) speak English?
    英語を話していただけませんか?
    I want to speak English.
    私は英語を話したい
 [1-4] 叙述表現(補語・VC感覚)として使う
    My wish is to speak English.
    私の願いは英語を話すことです

[1] 原形動詞フレーズを名詞として使う

[1-1] 命令形は原形動詞フレーズの意味をそのまま表したもの

英会話の学習で,私たちと私たちと同じ非英語圏の中国人,インド人などとまったく異なるのは,彼らは動詞をフレーズ(意味ある単位)として覚えようとすることです。
私たちは,SVCの文型だとかSVOの文型だといって英語をとらえようとするのに対して,彼らはBe happy!とかDo it at once!などと覚えてしまいます。
あるいはSpeak Englishを動詞はspeak、目的語はEnglishなどと分解し、「命令形とは動詞の原形で始まる」などととらえるのが英語学習だと勘違いしてい ます。speak Englishをひとまとまりの意味あるものととらえ、それを元にして様々な表現へと展開させる。
これが国際水準の英会話学習です。

日本人が学習時間の割に英語オンチなのはそこに大きな原因があります。

動詞の原形で始まるフレーズを原形動詞フレーズといい、「頭の中の映像世界」を表します。この最も簡単なのは命令形です。
つまり命令形というのは、現実ではそうではないときに、「そうであれ」と自分が頭に思い浮かべた行為や状態をそのまま表現するものです。ただしbe動詞の場合は「~しなさい」といった日本語訳にもなることに注意してください。
  Be happy.
  幸せになりなさい
  Do it at once.
  すぐにそれをしなさい

ちなみに、命令表現には以下のものがあります。
  Be here. ここにいなさい
  Be here, please. どうかここにいてください
  Please be here.  どうかここにいてください
  Let's be here. ここにいましょう
  Let's not be here. ここにいなくなりしょう
  Don't be here.  ここにいてはいけない
  Please don't be here. どうかここにいないでください
  Don't be here, please. どうかここにいないでください

英語はbe動詞系列と一般動詞系列で成り立っています。

【be動詞フレーズ5段活用】
 
be happy 「幸せだ」
=============================
(1) (am, are, is) happy  現在形動詞フレーズ 
(2) (was, were) happy  過去形動詞フレーズ 
(3) be happy  原形動詞フレーズ
※命令形,助動詞、to不定詞で使われる。
(4) being happy  ing形動詞フレーズ
※進行形にはならず、動名詞になる。
(5) been happy  ed形動詞フレーズ 
※完了形で使われる。  
=============================

【一般動詞フレーズ5段活用】
 
do it at once 「直ちにそれをする」
=============================
(1) do(es) it at once  現在形動詞フレーズ 
※現在形の肯定形だけで使われる。
(2) did it at once  過去形動詞フレーズ
※過去形の肯定形だけで使われる。 
(3) do it at once  原形動詞フレーズ
※命令形,助動詞、to不定詞で使われる。
(4) doing it at once  ing形動詞フレーズ
※進行形や動名詞で使われる。
(5) done it at once  ed形動詞フレーズ 
※完了形で使われる。 
=============================

■文法を生かして英語表現を■
 (1) Don't be here.
   ここにいてはいけません
 (2) まじめにしなさい
 (3) おとなしくしなさい
 (4) 散歩をしましょう
 (5) 楽しく過ごしなさい
 (6) どうか英語を(で)話してください

文法用語に頼らないで説明によって、英語の実にシンプルなしくみが理解できます。

この英語という言葉を紡いでいくトレーニングが日本の英語教育にスッポリと抜け落ちているのが大問題なのです。

電子書籍 「話すためのたったこれだけ英文法」より記事転載



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