(英語で)(ふだん/今)ここにいるよ [「コミニカ中学英語基礎編」]



方位語での表現は具体的な場所関係を表す場合と、類推適用(メタフォー)として心理的な状況を表す場合があります.
でもそれが英語なのです.
  I am up. 私は上にいる/私は起きている、私は元気だ
  I am down. 私は下にいる/私は滅入っている
  (1) 私は,(ふだん/今)ここにいます
  (2) 彼は,(ふだん/今)ここにいません
  (3) あなたは,(ふだん/今)ここにいますか?


「コミニカ中学英語基礎編」に取り組んだほとんどの生徒はだいたい2年間で中学英語のすべてをこなしてしまいます.
その秘密にお気づきになったと思いますが、この教材はファンクションフレーズと補語・動詞フレーズを別々にとらえるコミニカ英作法によって編集されていることです.

まず今回の補語が方位副詞の表現ですが、まず指摘しておきたいのは教育文法で言う補語は形容詞と名詞に限っているということです。
私が補語としているのは上にあげたものですが、ここには(3) 補語が方位副詞と(4) 補語が前置詞+名詞の歌津の方位語が含まれています.
方位語というのは「方位や空間でものごとをとらえる英語人の心」とも言うべきもので、これを補語として認めない教育文法は英語の何を教えようとしているのかワケの分からないところです。
方位語での表現は具体的な場所関係を表す場合と、類推適用(メタフォー)として心理的な状況を表す場合があります.
でもそれが英語なのです.
  I am up. 私は上にいる/私は起きている、私は元気だ
  I am down. 私は下にいる/私は滅入っている

ちなみに「コミニカ中学英語基礎編」中1年第5級の[3]の方位語をともなう動詞フレーズの説明をご覧ください.
最後の方にあるので分かりにくいと思いますが、be動詞と方位語、それが一般動詞と方位語とに表現展開している説明をご覧ください.

「コミニカ中学英語基礎編」では以下のように名づけています.

 (1) 補語が形容詞 「~は ドンナだ文」
 (2) 補語が名詞 「~は ナニだ文」
 (3) 補語が方位副詞/ (4) 補語が前置詞+名詞 「~は ある・いる文」

 (方位副詞の例)
   about, away, back, down, here, there, in, out,
   off, on, over, through, up, etc.


[コミニカ英作法]
  (1) 私は,(ふだん/今)ここにいます
    <~は ある・いる文>
   ① 私は ~いる → I am
   ② ここに    → here
   (完成文)  → I am here.

  (2) 彼は,(ふだん/今)ここにいません
    <~は ある・いる文>
   ① 私は ~いない → I am not
   ② ここに    → here
   (完成文)  → I am not here.

  (3) あなたは,(ふだん/今)ここにいますか?
    <~は ある・いる文>
   ① あなたは ~いるの? → Are you
   ② ここに    → here
   (完成文)  → Are you here?

言うまでもありませんが、この①のファンクションフレーズは、補語が形容詞や名詞のものだけでなく上のすべての補語に共通するものなのです。
この教材に取り組む生徒にとって、①のファンクションフレーズはすでに身につけています。

ファンクションフレーズテーブルは集積回路だ!!

○英語の九九 ファンクションフレーズテーブル
 be動詞 現在形
table-1

 
【be動詞フレーズ5段活用】
 be here 「ここにいる」
=============================
(1) (am, are, is) here  現在形動詞フレーズ 
(2) (was, were) here  過去形動詞フレーズ 
(3) be here  原形動詞フレーズ
※命令形,助動詞、to不定詞で使われる。
(4) being here  ing形動詞フレーズ
※進行形にならず、動名詞になる。
(5) been here  ed形動詞フレーズ 
※完了形で使われる。  
=============================

[1] [GROUP-A]は肯定形の表現 「~は (ふだん/今)ここにいるよ」
  I am here.
  We are here.
  You are here.
  You are here.
  He is here.
  They are here.

[2] [GROUP-B]は否定形の表現 「~は (ふだん/今)ここにいないよ」
  I'm not here.
  We aren't here.
  You aren't here.
  You aren't here.
  He isn't here.
  They aren't here.

[3] [GROUP-C]は疑問形の表現 「~は (ふだん/今)ここにいるの?」
  Am I here?
  Are we here?
  Are you here?
  Are you here?
  Is he here?
  Are they here?

以下の[4][5][7]の内、[4]は高校英語の範囲です.そして[5][7]は中1配当ではなく中2や中3で登場するものです。でも生徒たちにしたら、もうすでにファンクションフレーズは英語脳として身につけているので簡単にこなしていくことになります.

[4] [GROUP-D]は否定疑問形の表現 「~は (ふだん/今)ここにいないの?」
  Am I not here?
  Aren't we here?
  Aren't you here?
  Aren't you here?
  Isn't he here?
  Aren't they here?

[5] 付加疑問形の表現 「~は (ふだん/今)ここにいるよね?」「~は (ふだん/今)ここにないよね?」
  I am here, am I not?
  I am not here, am I?
  You are here, aren't you?
  You aren't here, are you?
  He is here, isn't he?
  He isn't here, is he?
  They are here, aren't they?
  They aren't here, are they?

[6] Yes, NoなどのShort Answer
  Am I here? ---- Yes, you are. / No, you aren't.
  Are we here? ---- Yes, you are. / No, you aren't.
  Are you here? ---- Yes, I am. / No, I'm not.
  Are you here? ---- Yes, we are. / No, we aren't.
  Is he here?---- Yes, he is. / No, he isn't.
  Are they here?---- Yes, they are. / No, they aren't.

[7] 疑問詞を使った疑問文 「~は (ふだん/今)どこにいるの?」
  Where am I? ※
  Where are we? ※
  Where are you?
  Where are you?
  Where is he?
  Where are they?

※「ここはどこですか?」という意味でも使われます.

【コミニカ英語基教材礎編】
 書いて聞いて覚える教材 全約850分の音声付き PDF版

この学習教材は1989年に、ある東京の出版社(一光社)から発売され、その後ロングセラーを続けている「コミニカ英語教材<基礎編>」に、その後の研究成果を踏まえ、全面改訂をしたものです。
英語教材で、初めての「読み・書く・話す・聞く」の「反復学習」が可能です。
社会人のための中学英語やり直し教材としても多く使われています
一日一 日、プリントをこなすことで、英語の回路は着実に学習者の頭に仕組まれていくことになります。現在、先進的な塾やフリースクールにこの教材が導入された り、英会話学習者が購入されているのは、日本で始めての世界水準の英会話学習法を展開しているからです。現在、先進的な塾やフリースクールにこの教材が導入され たり、英会話学習者が購入されているのは、日本で始めての世界水準の英会話学習法を展開しているからです。
「コミニカ中学英語基礎編」は、英語の枠組み,発想を可視化、つまり目に見えるようした教材だから、彼の頭に確実に蓄積したということです。
プリント1枚に基本的に11の英文の生産ができプリントを一枚、一枚こなす毎に、生徒たちは達成感を持ち、次のプリントに向かっていきます。問題シート(プリント)の総枚数は1,152枚と膨大なものとなっています。

スポンサードリンク




ファンクションメソッッド動画

     
     
     


[当研究会からのお知らせ]
ファンクションメソッド英語研究会
ファンクションメソッドオンライン講座
ファンクションメソッド英語研究会カート
dlmarketカート
ファンクションメソッド研究会

nice!(0) 
共通テーマ:資格・学び

nice! 0

>

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。