(英語で)あなたにお会いできません

 
年末から年始にかけて，call herという動詞フレーズを使って，英語の骨格・骨組みを見ていただきます。
英語のシンブルで合理的なしくみを身につけてください。
今まで教育文法によってとらえることができなかった英語のしくみをファンクションメソッド(中嶋メソッド)によって視覚的に確認いただけます。

　(1) 事実表現としての一般動詞、進行形、受身形4つの時制展開
　(2) 情緒表現としての一般動詞、進行形、受身形4つの時制展開　

今まで登場した情緒表現は情緒動詞(助動詞)のものです。

　〔情緒動詞の例〕
will, would, shall, should, may, might, can, could, must, etc

ところで、英語にはこれらの情緒動詞(助動詞)を使わないで様々な情緒表現となるものがあります。
もちろんここでもbe動詞系列のものと一般動詞系列のものがあるのは当然です。

○○英語の九九 ファンクションフレーズテーブル
　be going to+原形動詞フレーズ


今回はbe動詞系列のものをとりあげました。

●be動詞を飾ることばを加えると限定的な意味に
　　I am to call her tomorrow.
　　私は明日彼女に電話する予定です

もちろんbeは「存在」を表し、to+原形動詞フレーズで「これから」と「未来の意味」を表しますが、このbe動詞を飾るgoing、supposed, sureなどのことばを加えると限定的な意味となります。
be goingは、主体の進行的な心理を表し「〜する予定だ」、be supposedは「予定されている存在だ」、be sureは「確かな存在だ」などの意味を表します。
　　I am going to call her tomorrow.
　　私は、明日彼女に電話する予定です、つもりです
　　I am supposed to call her tomorrow.
　　私は、明日彼女に電話する予定です、予定となっています
　　I am sure to call her tomorrow.
　　私は、明日必ず彼女に電話します

このような「be動詞+形容詞(語)+to+原形動詞フレーズ」の多くは、surelyやreluctantlyなどの副詞を使った表現でもできます。以下の2つの文を比べてください。
　　I'll call her surely.
　　I am sure to call her.
　　私は必ず彼女に電話します

ここで共通しているのは、be+形容詞(語)で、心理的な状態まで表していることです。まずこう宣言して、to+原形動詞フレーズでその行為や状態を表すことになります。加えてこれらbe動詞を使った表現は何度も述べている「動詞を軽くする表現」の一つと言えます。
このようなパターンで用いられる形容詞(語)は以下のようなものです。

　be able to, be unable to, be apt to, be ready to,
　be reluctant to, be quick to, be slow to, be glad to,
　be sure to, be certain to, be likely to, be willing to,
　be inclined to, etc.

ここで大切なことは，決してto+動詞の原形などと覚えないことです。
これらtoには原形動詞フレーズが続く，ということです。

[英会話発想トレーニング]
　 (1) 私は、あなたにお会いできません
　　　　→ I am unable to meet you.

※もちろんI can't meet you tomorrow.と情緒動詞(助動詞)を使っても表現できます。
でも「できなかった」とか「できるでしょう」など、過去や未来の表現はcanを使って表すことはできません。

　 (2) ご注文はお決まりですか?
　　　　→ Are you ready to ______________
　 (3) 雨が降りそうです　
　　　→ It is likely to ________________
　 (4) 雪は降りそうではない
　　　→ It is unlikely to __________________
　 (5) きっと私たちのところに寄ってください　
　　　　→ Be sure to _______________
　 (6) 私はあなたのためなら何でもします
　　　　→ I am willing to _________________
　 (7) あなたはどのくらいの期間ここに滞在するつもりですか?
　　　　→ How long are you planning to ______________
　 (8) 彼はきっと来るよ
　　　　→ He is sure to　________________
　 (9) お招きいただきありがとう
　　　私はここにいて(来て)うれしい
　　　　→ I am glad to ________________
　 (10) あなたとお近づきになってうれしい
　　　　→ I am glad to ________________

【英語の九九英会話発想トレーニング教材】
見て聞いて覚える教材　HTML版　約540分のネイティブによる音声付き
内容は、基本的に上記のものと同じですが、社会人初級者のための発想トレーニングとなっています。
日常会話に役立つ約3,400の英文を生産を通じて英語発想・枠組みを身につけることができます!
ファンクションメソッドは、ファンクションフレーズと動詞フレーズの組み合わせで文を生産します。フレーズは意味ある単位ですから、覚えやすく確実に定着し、また別の動詞フレーズを組み合わせて多様な表現に拡大します。
英語の枠組み，発想を可視化、つまり目に見えるようした教材だから、彼の頭に確実に蓄積したということです

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