(英語で)京都に行ったことがありますか? [プロ英語教師養成講座]
I want to be here.
私は欲する (これから)ここにいることを
私はここにいたい
This house wants repairing.
この家は必要です 修理することが
この家は修繕が必要です
英語には3つの非時制動詞フレーズがありますが、原形動詞フレーズ、ing形動詞フレーズに
ついての学習は終りました。
[チャート]
〜ed形動詞フレーズ は「頭に描いた過去の映像世界」〜
他の非時制動詞フレーズと同じく,ed形動詞フレーズにも「名詞として」「形容詞として」、そ して「副詞として」の働きがあります。
[1] ed形動詞フレーズを名詞として使って
[1-1] 目的語(VO感覚)として使う
初めに断っておきますが,ed形動詞フレーズを「名詞として使う」場合,目的語(VO感覚)として 使うことしかありません。
つまり他の非時制動詞フレーズのように、「主語として」あるいは「補語として」使われることはないことに注意し てください。
ただ、動詞、つまりhaveの目的語として使われ,これを文法では完了形と呼ばれています。
さて、教育文法ではなく 英語を言葉として説明しましょう。
例えば,haveと同じ一般動詞wantは以下のように2つの非時制動詞フレーズを補語として導きま す。
(1) I want a sister.
私は妹が欲しい
(2) I want to be here.
私は欲する (これから)ここにいることを
私はここにいたい
(3) This house wants repairing.
この家は必要です 修理することが
この家は修繕が必要です
(4) I have a sister.
私には妹がい ます
(5) I have to be here.
私はユウする (こ れから)ここにいることを
私はここにいなければならない
(6) I have been here.
私はユウする (過去に)ここにいたことを
私はずっとここにいます
以上,haveとwantが共通するのはどちらもto+原形動詞フレーズを目的語にとることがわかります。
但し,異なるのはwantはing形動詞フレーズ、haveはed形動詞フレーズを目的語にとりますが、wantにはed形動詞フレーズ、haveにはing形動詞フレーズを目的語にはとれない ことです。
つまり、動詞have[has]が、ひとまとまりの過去の行為や状態を目的語にとるのが現在完了形と言われるものです。
ただし、目的語になるed形動詞フレーズには、be動詞系列と一般動詞系列の2つがあることは言うまでもありません。
I have been to Kyoto.
V O
私はユウする (過去に)京都に(存在したこ とを)行ったことを
私は京都に行ったことがあります
I have taken a walk yet.
V O
私はユウする (過去に)散歩したことを
私は(もう)散歩しました
【be 動詞フレーズ5段活用】
be here
=============================
(1) (am, are, is) here 現在形動詞フレーズ
(2) (was, were) here 過去形動詞フレーズ
(3) be here 原形動詞フレーズ
※命令形,助動詞、to不定詞で使われる。
(4) being here ing形動詞フレーズ
※進行形にはならず、動名詞になる。
(5) been here ed形動詞フレーズ
※完了形で使われる。
=============================
【一 般動詞フレーズ5段活用】
take a walk
=============================
(1) take(s) a walk 現在形動詞フレーズ
※現在形の肯定形だけで使われる。
(2) took a walk 過去形動詞フレーズ
※過去形の肯定形だけで使われる。
(3) take a walk 原形動詞フレーズ
※命令形,助動詞、to不定詞で使われる。
(4) taking a walk ing形動詞フレーズ
※進行形や動名詞で使われる。
(5) taken a walk ed形動詞フレーズ
※完了形で使われる。
=============================
さ らに指摘したいのはbe動詞系列には以下のように5つの補語のタイプがあることに注意してください。
「コミニカ中学英語基礎編」に取り組んだ人は ナニの問題もないことですが。
現在完了形には,「継続」「経験」「完了・結果」の3つの用法がありますが今回は「継続用法」をあげておき ましょう。
[コミニカ英作法]
(1) 私はここにいて2時間になります ②は「ある・いる」補語が方位副詞
「〜は ユウする文」
① 私は ユウする → I have
② ここにいたことを → been here
(完成文) → I have been here for two hours.
(2) 私は生まれてからずっと京都に住んでいます ②は「ある・いる」補語が前置詞+名詞
「〜 は ユウする文」
① 私は ユウする → I have
② 京都にいたことを → been in Kyoto
(完成文) → I have been in Kyoto since birth.
※文字通り一般動詞livedでも使えます。
(3) 彼が死んで 2 年になります ②は「ドンナだ」補語が形容詞
「〜は ユウする文」
① 彼は ユウする → He has
② 死んだことを → been dead
(完成文) → He has been dead for two years
(4) 私は医者をして10年になります ②は「ナニだ」補語が名詞
「〜は ユウする文」
① 私は ユウする → I have
② 医者だったことを → been a doctor
(完成文) → I have been a doctor for ten years.
(5) 私はここで働いて20年になります ②は「ドンナだ」補語がing形動詞フレーズ(進行形)
「〜は ドウする文」
① 私は ユウする → I have
② ずっとここで働いていたことを → been working here
(完成文) → I have been working here for twenty years.
(6) 私はずっと好かれています ②は「ドンナだ」補語がed形動詞フレーズ(受身形)
「〜は ドウする文」
① 私は ユウする → I have
② ずっと好かれていたことを → been liked by everyone
(完成文) → I have been been liked by everyone.
【コミニカ英語基教材礎編】
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この学習教材は1989年に、ある東京の出版社(一光社)から発売され、その後ロングセラーを続けている「コミニカ英語教材<基礎編>」に、その後の研究成果を踏まえ、全面改訂をしたものです。
英語教材で、初めての「読み・書く・話す・聞く」の「反復学習」が可能です。
社会人のための中学英語やり直し教材としても多く使われています
一日一 日、プリントをこなすことで、英語の回路は着実に学習者の頭に仕組まれていくことになります。現在、先進的な塾やフリースクールにこの教材が導入された り、英会話学習者が購入されているのは、日本で始めての世界水準の英会話学習法を展開しているからです。現在、先進的な塾やフリースクールにこの教材が導入され たり、英会話学習者が購入されているのは、日本で始めての世界水準の英会話学習法を展開しているからです。
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