(英語で)「誰かを愛する」と「愛すべき誰か」 [英作文 逆転の発想法]
[2] 原形動詞フレーズを形容詞のように使って
[2-1] 限定表現として使う
形容詞は原則として名詞の前に置いて名詞を飾りますが、to+原形動詞フレーズは名詞の後ろから名詞を飾ります。これは抽象化して文にとけ込ませる英語発想の一つです。
(具体的表現) (抽象化表現)
eat something something to eat
何かを食べる 食べるもの
love someone someone to love
誰かを愛する 愛すべき誰か
このブログは「誰も教えてくれなかった英作文逆転の発想法」中嶋太一郎著 日本実業出版社刊を元にして配信しています。
(英語で)私は、それをどうしたらいいかわかりません [英作文 逆転の発想法]
疑問詞+to+原形動詞フレーズが主語や目的語として使われることがあります。
●疑問詞+to+原形動詞フレーズのもの
How to do it is the question.
それをどうすればいいのか問題です
When and where to do it is the question.
いつどこでそれをするのかは問題です
I don't know how to do it.
私は、それをどうしたらいいかわかりません
I don't know when and where to do it.
私は、それをいつどこでしたらいいかわかりません
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(英語で)私たちは彼女ら会う予定です [英作文 逆転の発想法]
[2-2] 叙述表現(補語・VC感覚)として使う
be動詞は「存在」を表し、to+原形動詞フレーズは、「(これから~に向かっての存在だ」ということです。
You are to stay here. (命令)
あなたはここにいなさい
We are to meet her. (予定)
私たちは彼女ら会う予定です
You are to obey my instructions. (義務)
あなたは私の指示に従わなければならない
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(英語)必ず彼女に会います [英作文 逆転の発想法]
We are to meet him tomorrow.
私たちは明日彼に会う予定です
もちろんbeは「存在」を表し、to+原形動詞フレーズで「これから」と「未来の意味」を表しますが、このbe動詞を飾るgoing、supposed, sureなどのことばを加えると限定的な意味となります。
be goingは、主体の進行的な心理を表し「〜する予定だ」、be supposedは「予定されている存在だ」、be sureは「確かな存在だ」などの意味を表します。
We are going to meet him tomorrow.
私たちは明日彼に会う予定です
We are supposed to meet her tomorrow.
私たちは明日、彼女に会う予定です
We are sure to meet her tomorrow.
私たちは明日、必ず彼女に会います
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(英語で)私はあなたにここにいてもらいたい [英作文 逆転の発想法]
[2-3] 叙述表現(補語・VOC感覚)に使って
VOC感覚とは、文の中でOが主語、Cがその補語となるパターンです。このパターンではVC感覚の動詞フレーズが表現の基本となっていることもすでに指摘しました。
I will make you happy.
V O C
You are happy. あなたは幸せです
V C
私はあなたを幸せにします
上の文のhappyは形容詞ですが、これを動的な表現にするためにto+原形動詞フレーズを用いたものが、以下の文です。
I want you to be here.
V O C
You are to be here. あなたはここにいなさい
V C
私はあなたにここにいてもらいたい
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