目からウロコの英会話発想トレーニング その48(英語で)髪の毛をカットしてもらう、散髪する [ファンクションメソッド「世界標準の英作法]


今回も、当研究会の「日常英会話必須基本16動詞(HTML版・音声つき)」の項目に従って、順を追って当ブログを進めていきます。
今回も、(4) V→O←C感覚です。
皆さんは、日本人以外の人たちが日本人以外の人たちがセリフの丸暗記に頼らずに英語を話すことに疑問持ったことがあるだろうか。
日本の英語教育では、五文型理論で説明できないと「これは構文」だと説明する。確かに、以下の(4) get+名詞+~ed形動詞フレーズは「受益、被害構文」などと名付け、「〜してもらう」とか「された」などと日本語に訳せと教えている。
それでは(4)以外は、何構文なのか?
実は、以下の説明は私しかできないものだ。
簡単に言えば、以下のVC感覚の表現を身につけたら、それをVOC感覚の表現に展開することは簡単なことだと知っていただきたい。
つまり、トランプ大統領のMake Amrrica great.(アメリカを偉大にする)の表現は、America is great.(アメリカは偉大だ)の表現が基礎となっているのだ。

まず以下の(1)は名詞(目的語)を形容詞で補って説明している。そして(2)(3)(4)はそれぞれ原形動詞フレーズ、ing形動詞フレーズ、ed形動詞フレーズで補って説明していることがわかる。つまり英語の発想では命令形や、進行形、受身形で表現できたら、V→O←C感覚は簡単なことがわかる。
例を変えよう。I am happy.といういう表現があればMake me happy.と、あるいはI am sad.があるから、Don't make me sad.があるのだ。たたし、meは格変化だ。
Make hanako happy. Don't make Hanako sad.ならわかるだろうか。
しつこいようだが、私が英会話学習はセリフ丸暗記ではないとくり返しているのは実はこのことだ。日本人だけが英語発想を元にして、英文を生産するトレーニングをしてこなかったし、文科省は敢えて「英語を話すための英語教育」を避けてきたのだ。

(4) V→O←C感覚
(1) get+名詞(目的語)+形容詞(補語)
 They are getting the room ready for the meeting.

 彼らは会場の準備をしています (18)
 V→ C感覚
  The room (is) ready
 for the meeting. ※補語が形容詞 
  その部屋は、会議に準備されている
(2) get+名詞+to+ 原形動詞フレーズ
 The father got his two sons to come to him.
 父親は二人の息子を自分のもとに呼んだ
 V→C感覚
  His two sons are (going) to come to him. ※補語が原形動詞フレーズ to不定詞
  二人の息子が自分のもとに呼ぷ(つもり)
(3) get+名詞+~ing形動詞フレーズ
 Can you get the clock going again?
 時計をまた動くようにすることができますか?
  V→ C感覚
  The clock is going again ※補語がing形動詞フレーズ 進行形
  時計をまた動いている

(4) get+名詞+~ed形動詞フレーズ
 I'vgot to get my hair cut.
 散髪しなくっちゃいけない
  V→ C感覚
  My hair (is) cut  ※補語がed形動詞フレーズ 受身形
  私の髪の毛が切られる


目からウロコの英会話発想トレーニング
【一般動詞フレーズ5段活用】
 get one's hair cut 「髪の毛をカットしてもらう、散髪する
=============================
(1) get(s) one's hair cut  現在形動詞フレーズ 
※現在形の肯定形だけで使われる。
(2) got one's hair cut   過去形動詞フレーズ
※過去形の肯定形だけで使われる。 
(3) get one's hair cut   原形動詞フレーズ
※命令形,助動詞、to不定詞で使われる。
(4) getting one's hair cut  ing形動詞フレーズ
※進行形や動名詞で使われる。
(5) got one's hair cut   ed形動詞フレーズ 
※完了形で使われる   
=============================

申し訳有りませんが、以下は当講座の受講者専用プログに連動しています。受講者は以下のアドレスをクリックして省略された記事をご覧ください。
https://jet2020.blog.so-net.ne.jp/2019-06-13
受講生の方は、遠慮なくメールで質問を寄せてください。

(1) 現在形 現在の習慣・事実
  私、(今、ふだん)髪の毛をカットしてもらう
  私、髪の毛をカットしてもらわないよ
  あなた、髪の毛をカットしてもらうの?

  あなた、髪の毛をカットしてもらわないの?
  あなた、なぜ髪の毛をカットしてもらわないの?
(2) 
過去形 過去事実
  私、(その時)髪の毛をカットしてもらったよ
  私、髪の毛をカットしてもらわなかったよ
  あなた、髪の毛をカットしてもらったの?

  あなた、髪の毛をカットしてもらわなかったの?
  あなた、なぜ髪の毛をカットしてもらわなかったの?
(3) 未来形 未来の事実
  私、(これから)髪の毛をカットしてもらうもりよ
  私、髪の毛をカットしてもらうつもりはないよ
  あなた、髪の毛をカットしてもらうの?

  あなた、髪の毛をカットしてもらわないの?
  あなた、なぜ髪の毛をカットしてもらわないの?
(4) 現在完了形 過去の状態を背負った現在の事実
  私、(ちょうど)髪の毛をカットしてもらったところよ
  私、まだ髪の毛をカットしてもらってないよ
  あなた、髪の毛をカットしてもらったの?

  あなた、髪の毛をカットしてもらってないの?
  あなた、なぜ髪の毛をカットしてもらわなかったの?

以下は「情緒表題」だ。
(1) 助動詞を使った使ったファンクションフレーズ
  私、髪の毛をカットしてもらうかも
  あなた、髪の毛をカットしてもらうべきよ
  あなた、髪の毛をカットしてもらった方がいいよ
(2) be動詞系列ファンクションフレーズ
  私、今髪の毛をカットしてもらっている ※現在進行形
  私、髪の毛をカットしてもらおうとしてるよ
  私、きっと髪の毛をカットしてもらうよ
  あなた、髪の毛をカットしてもらうことを忘れたよ ※動名詞
(3) 一般動詞系列ファンクションフレーズ
  私、髪の毛をカットしてもらいたいよ
  私、髪の毛をカットしてもらいたかったよ
  あなた、髪の毛をカットしてもらうことを忘れないでよ  ※不定詞
(4) 助動詞と完了形が結びついたファンクションフレーズ
※日本語訳に「今考えてみると」と入れてイメージしてください。 
  私、髪の毛をカットしてもらうもりだったよ
  私、髪の毛をカットしてもらうべきだったよ

=============================
以下(  )内の数字は当教材に含まれている文例の数です。

getの動詞フレーズのパターン
V→O感覚 
(1) get+名詞 (目的語)
 I got your letter.

 私はあなたの手紙を受け取りました (31)
(2) V→O→O感覚
get+名詞(目的語)+名詞 (目的語)
 Will you please get me the salt?

 塩をとっていただませんか? (13)
(3) V←C感覚
get+形容詞(補語) 
 The days are getting shorter.
 日が短くなってきました (28)
get+to+原形動詞フ レーズ
 You will soon get to like it.

 あなたはじきそれが好きになるでしょう
get+~ing形動詞フレーズ
 Now, get moving!

 さあ、腰を上げてよ。動き始めなさい!
get+~ed形動詞フレーズ
 You have to get dressed.

 服を着なくっちゃ (14) (32)
(4) V→O←C感覚
get+名詞(目的語)+形容詞(補語)
 They are getting the room ready for the meeting.

 彼らは会場の準備をしています (18)
get+名詞+to+ 原形動詞フレーズ
 The father got his two sons to come to him.
 父親は二人の息子を自分のもとに呼んだ
get+名詞+~ing形動詞フレーズ
 Can you get the clock going again?
 時計をまた動くようにすることができますか?
get+名詞+~ed形動詞フレーズ
 I've got to get my hair cut.
 散髪しなくっちゃいけない (13)
(5) two-word verbs
 The rumor will get about quickly.

 その噂はすぐに広まるだろう (36) (36) (41)
以上、「日常英会話必須基本16動詞(HTML版・音声つき) 」より転載
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【参考 動画】
誰も教えてくれなかった英会話学習 その7 動詞getでこれだけ話せる

上の動画は音声だけです。記事は以下のプログの記事をご覧ください。
  https://english-info.blog.so-net.ne.jp/2016-06-19

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ブログで「世界水準の英作法」を配信して以来、ファンクションメソッドに注目する方が目に見えて増えてきました。受講され方も多くなっています。そんな方たちにぜひともご覧頂きたい動画がこれら2つの動画のシリーズです
中央には「英会話の基礎的な英語発想」について18、右に「よく働く16の動詞」について述べた25の動画が含まれてます。いずれも今後の当講座の「水先案内」の役目を果たします。これらの動画は音声だけで、登場する英文などはブログの記事に対応しています。

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