語彙力を増強させるということ [だから英語が話せない その傾向と対策]




以下の記事の音声と同期しています.

英会話学校にに通ったり、語学留学をていると「何て語彙力がないんだ」と痛感することが多いと思います。あるいは外国旅行をしたり、外国に駐在していても、「語彙力がないこと」にもどかしさを感じます。
それは、ふだん語彙力が自然に身につく学習をしていないことに大きな問題があります。

[語彙力を増強させるということ]

「ムリなく身につく「イメトレ」英語学習法 (単行本)」
日本実業出版社刊(2003/3) 著者 中嶋太一郎


この本は、我が国始めての「語彙力増強」の方法について著したものだ。
日本の英語教育においては、「英語が話せないし、英語を話す必要がない人が英語を教えている」ことが問題の元凶だ!!
大前研一氏 「英語教師がいるから日本人は英語が話せない」
日本の英作は英借文に過ぎない。

ネイティブの子供がことばを習得するパターンを3つにわけた、

PART 1 ワンフレーズ表現こそが言葉の基本

 CHAPTER 1 言葉の習得はオウム返しで始まる ---16
 CHAPTER 2 好き嫌いは子供の最大興味 ---29
 CHAPTER 3 子供は命令形でことばを身につける ---39

この考え方が、Function in Englishというこだ。特に「場面や状況を共有する」ということ。

教育文法ではすべてSVCの文型と教える、英文読解のためのもの

  I + am + cold. 私は寒い
  S  V   C
  You + seem + cold. あなたは寒そうだ
  S   V   C
  I + feel + cold.  私は寒く感じる
  S   V   C
  You + look + cold.  あなたは寒そうに見える
  S   V   C

  I + am feeling + cold.  私は寒く感じる
  S   V   C
  You + are looking + cold.  あなたは寒そうに見える
  S   V   C

[英語は英語の発想でとらえる」ということ。中嶋が提唱した「ひとまとまりの行為や状態論

ファンクションメソッドではすべてVC感覚の動詞フレーズと呼んでいる。

  I am cold.
  You seem cold.
  I feel cold.  
  You look cold.

  I am feeling cold . 
  You are looking cold. 

[コミニカ英作法]

  (1) 私は、寒いよ  
    <~は ドウする文>
   ① 私は ~です → I am  → I am not → Are you → Are they 
   ② 寒い     → cold
   (完成文)  → I am cold. 

  (2) 私は、寒く感じてるよ 
    <~は ドウする文>
   ① 私は ~です → I am  → I am not → Are you → Are they 
   ② 寒く感じる  → feeling cold
   (完成文)  → I am feeling cold. 

 イギリスの言語学者C.K. Ogden氏 Basic English 16動詞 be, get, seem

(人主語)
(1) be cold → get coldseem coldfeel cold → look cold  

  Cold?  Yes. Cold.   No. Not cold.   No. Not very cold.
  Getting cold?  Yes. Getting cold.  No. Not getting cold.
  Feeling cold?  Yes. Feeling cold.  No. Not Feeling cold.
  Looking cold?  Yes. Looking cold.  No. Not Looking cold.

(Itを主語)
(2) be cold → get cold → seem cold → look cold

(3) be angry → get angry → seem angry → feel angry → look angry

(4) be sick → get sick → seem sick → feel sick → look sick  

(5) be sleepy → get sleepy → seem sleepy → feel sleepy → look sleepy

(6) be hungry → get hungry → seem hungry → feel hungry → look hungry

(7) be tired → get tired → seem tired → feel tied → look tired

(8) be bored → get bored → seem bored → feel bored → look bored

(9) be excited → get excited → seem excited → feel excited → look excited  

(10) be all right → go all right → seem all right → feel all right → look all right

(11) be rusty → go rusty → seem rusty → feel rusty → look rusty  

たった16の動詞で日常会話のすべてができると指摘したのはイギリスの言語学者、C. K. Ogden (1889-1957)だ。彼はたった850語が20,000語に相当する働きをするとし、Basic Englishというものを提唱した。
この内動詞だけに注目すれば、動詞はたった16だ。彼は無制限な語彙を使わなくても、英語は造語法*や一定の範囲の方位語(方位副詞。前置詞)の組み合わせで多様な意味を表し、しかも英語のネイティブスピーカーにはそのような表現を好んで使う傾向があるとした。
英語で何かを表現したいときに、日本語の意味に当たる英語の動詞が何かと考えるよりも、「よく働く動詞」16の内の何を使うかと考える方が、はるかに効率がいい。

つまり間口をせばめて攻略するのが英語という外国語を修得する大きなポイントの一つだと言える。場面に応じた自由な英会話をする場合には、「よく働く動詞」の守備範囲と応用範囲を徹底的に学ぶ必要がある。


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