(英語で)頭を冷静に保ちなさい、冷静になりなさい [ブログ16の動詞でこれだけ話せる]



【Sample Sentences No.25-1】
  (2) Keep your head cool! ※Your head is cool./You are cool.
   頭を冷静に保ちなさい、冷静になりなさい


[何年も学習してどうして英語が話せないのか?]

何度も指摘しているように、5文型理論で英語を教えている限り日本人は永久に英語は話せません。

文部科学省が、小学4年生から英語を教え、高校では英語で討論、リペートができるようにすると発表しました。小学生には簡単な日常会話文を丸暗記させるのでしょう。電子黒板を使い、英語の単語を示したら発音が聞ける電子機器を持たせる。そしてそれに耐えるとができなくなった子供たちに対して先生は「中学生になったら文法を勉強するようになるので」と言うのでしょう。高校生にはリペート用の英文を丸暗記させ、それに従ってリベートもどきのことをやらせるのでしょう。

さて、日本の英語教育にまったく欠けているのは、私が提唱している「英語脳を構築するプログラム」です。
例えば、Thank you.は誰もが知っている英語です。それを「ありがとう」「あなたに感謝します」と覚えようが、これは日本語にThank you.サンキュウが加わっただけでのものです。
それをThank you.は五文型でSV0であり、主語Iが省略されていると教えます。
しかし重要なことは、会話というものは相手がいて成立します。その相手がThank you.と言えばその意味は伝わります。私が言いたいのはLove you.とかKnow you.だけが言葉の基本にあるということです。
むしろThank you.という動詞フレーズを元にしてどれだけ英語表現をさせるか、それを教えるのが「英語脳を構築するプログラム」です。

(1) 4つの基本時制での展開
  I thank you.  I thanked you.  I will thank you.  I have thanked you.
(2) 4つの基本時制での展開
  You must thank me. You should thank me.
(3) be動詞系列での情緒表現の展開
  They are going to thank you. They are sure to thank you.
(4) 一般動詞系列での情緒表現の展開
  I have to thank you. I want to thank you.
次回に続く。

[今日の学習]

今回も、「7つの動詞で身につける英語感覚」中嶋 太一郎 (著)(はまの出版)からの抜粋記事です。(但し、一部の記事を改訂)

第1節 keepの動詞フレーズ
●keepの本質的な意味は「持続する」

keepは、それが物であれば、「放さないで持っている」ことになり、状態であれば、「持続する」「続ける」ことになる。
例えば、相手がお金を渡そうとしたとき、「そのお金をとっておきなさい」と言いたければ、Keep the money.また「秘密を守れ」ということであれば、Keep the secret.となる。
また、何かがある状態を続けているようにさせるには、その状態を示すことばが必要だ。この場合、後ろに形容詞やまたは形容語(~ing形動詞フレーズや~ed形動詞フレーズなど)や、方位語で飾ることになる。

【keepの動詞フレーズ 基本パターン】
 [1] keepをV←C感覚で使う
   Can I keep this book for a week?
   この本を1週間持っていてもよろしいですか?

 [2] keepをV←C感覚で使う
   keep+形容詞(補語) 基本形
   Are you keeping busy?
   ずっと忙しいんですか?

   keep+~ing形動詞フレーズ(補語)
   The baby kept crying.
   その赤ちゃんは泣き続けた

   keep+~ed形動詞フレーズ(補語)
   You have to keep posted.
   連絡できる状態にしておかなくてはなりません

 [3] keepをV→O←C感覚で使う
   keep+名詞(目的語)+形容詞(補語) 基本形
   Keep your hands clean!
   手をきれいにしておきなさい!

   keep+名詞+~ing形動詞フレーズ
   Keep the fire burning!
   火を消さないようにしてください

   keep+名詞+~ed形動詞フレーズ
   Keep the door closed!
   ドアは閉めておきなさい!

 [4] keepをtwo-word verbsで使う
   Keep at it.
   頑張りなさい、根気強くやりなさい
-------------------------------------------------
[3] keepをV→O←C感覚で使う 基本形
   keep+名詞+形容詞
   Keep your hands clean!
   手をきれいにしておきなさい!

●keepがV→O←C感覚で使われる
ある対象(目的語)を「持続させる」んだが、その状態を形容詞で表すのがこの動詞フレーズのパターンだ。この例文では「あなたの手を」「きれいな状態に」「持続させる」ということになる。
これについては、すでに説明したとおりだ。

(すでに登場したV→O←C感覚の動詞フレーズ)
  Get the house clean!
  家をきれいにしなさい
  Take it easy!
  気楽にやりなさい
  put this machine right!
  この機械を修理してください

これも何度も述べたが、V→O←C感覚の動詞フレーズにはもう一つの文が隠されている。

【英語発想を身につけなさい】
  Your hands are clean.   あなたの手はきれいだ
     ↓
  Keep your hands clean.

Navigator Room [14]
●英語は、リズムだ

S:このようなV→O←C感覚の動詞フレーズが含まれている文は、長い文になりがちですね。だからなかなか使いこなせないと思うのですが。

T:英文を丸かじりして、それを口から出すというのはなかなかむずかしいことですね。ただ、動詞フレーズだけを取り出し、それだけで意味を頭の中でイメージす
ることが大切だと思います。例えば、【Sample Sentences No.25】の動詞フレーズだけをよく読み、その意味を頭に思い浮かべてください。
また何度も読んでいたら、そこにリズムがあることに気づくかれると思います。
Keep your hands clean.など、「タンタカターン」のリズムになっていますね。keep,hands,cleanが強く、yourは弱い。

S:確かにそうですね。

T:それができたら、様々なファンクションフレーズをつけて表現してみてください。

  You have to keep your hands clean.
  手を清潔にしておかなきゃ
  You had better keep your hands clean.
  手を清潔にしておいた方がいい
  It is necessary to keep your hands clean.
  手を清潔にしておくことが必要だよ

S:表現は、小から大へと進むものというわけですね。

購入してくださった方は、多くの例文をご覧になり「比較学習」をしてください。

「それをきれいにしておく」「手をきれいにしておく」「部屋をきれいにしておく」「体を清潔にしておく」「頭を冷静に保つ、冷静になる」「ぐずぐずしている」「定価を低めに置いていく」「ドアを開けたままにしておく」「戸を閉めたままにしておく」「会合のためにその日はあけておく」「黙っておく」「パスポートをいつでも身につけておく」「そのことを秘密にしておく」「2人だけの秘密にしておく」「環境を清潔に保っておく」「」「河川や海をきれいに保っておく」「冷凍で食料を新鮮に保っておく」
  【日常英会話必須基本16動詞(HTML版・音声つき)】所収の文例

【Sample Sentences No.25-1】
  (2) Keep your head cool! ※Your head is cool./You are cool.
   頭を冷静に保ちなさい、冷静になりなさい

 自由に英語を話すための最短学習プログラム 一般動詞フレーズの文の生産
keep one's head coolkeeping one's head coolkept one's head cool
① 現在形動詞フレーズ② 過去形動詞フレーズ
keep(s) one's head coolkept one's head cool
③ 原形動詞フレーズ ④ ing形動詞フレーズ ⑤ ed形動詞フレーズ
一般動詞5段活用 VOC感覚(動詞+目的語+補語)頭を冷静に保つ

※実際のプログラムを省略しています。ご了承ください。

(1)を使って 「(ふだん)頭を冷静に保っている」
  You keep your head cool.
(2)を使って 「(その時)頭を冷静に保っていた」
  You kept your head cool.
(3)を使って 「(これから)頭を冷静に保でしょう」
(3)を使って 「頭を冷静に保つべきだ」
  You should kept your head cool.
(3)を使って 「頭を冷静に保った方がいい」
(4)を使って 「(今)頭を冷静に保っている」
(5)を使って 「かつて頭を冷静に保っていた」
  You have ever kept your head cool.
(5)を使って 「頭を冷静に保つべきだった」

【日常英会話必須基本16動詞HTML版】
イギリスの言語学者,C.K.Ogdenはたった16の動詞で日常会話のすべてができるとBasic Englishを提唱しました。
英語で何かを表現したいときに、日本語の意味に当たる英語の動詞が何かと考えるよりも、「よく働く動詞」16の内の何を使うかと考える方が、はるかに効率がいい。
つまり間口をせばめて攻略するのが英語という外国語を修得する大きなポイントの一つだと言える。場面に応じた自由な英会話をする場合には、「よく働く動詞」の守備範囲と応用範囲を徹底的に学ぶ必要があるのだ。
この教材では、マウスを合わせると文字が浮かび上がってきます。
まずは、(1) 英文と日本語訳と英文の個別解説が、(2)から日本語訳、次に(3)動詞フレーズが、そして最後に(4)英文が浮かび上がります。





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