(英語で)私はネコがトラックにひかれるのを見た [ブログ16の動詞でこれだけ話せる]



(1) 私は犬が道路を渡り終えるのを見えた
(2) 私は小さな男の子が部屋に入っていくのを見た
(3) メアリーはジョンが行ってしまうのがいやだった
(4) 私はネコがトラックにひかれるのを見た
(5) 私は泥棒が家に入り込むのを見た
  Have you ever seen a dog cross the street?
  あなたは、今まで犬が通りを横切るのを見かけたことがあるの

 
英語ほど簡単な仕組みでできている言葉はありません。
しかし今まで学校教育や市販の英会話本の英文法ではその英語のシンブルな仕組みを教えてこなかった。
その原因は日本の5文型理論を始めとする英文を読解するためだけにある教育文法にあります。
例えば,今回とりあげた「[VOC感覚] see+O+原形動詞フレーズ/ing形動詞フレーズ/ed形動詞フレーズ」にとりあげた文例をご覧ください。

教育文法ではこれを知覚構文と教えています。
つまり「see+目的語+toのない不定詞」などと教えます。
toのない不定詞を裸不定詞という色っぽい名前で教えている人もありますが,私にはこれはただただ「書かれた英文」を解剖するようにしか思えません。
  I saw a dog cross the street.

あなたはこの英文を聞いたり,読んだりするときまず「私は」と訳し、動詞を抜かして「犬が通りを横切る」と訳し,動詞seeを訳すと言う手続きしか残らないと思います。
だからこの英文を最後まで聞き取らなければ訳すことができないし,逆にこれをSpeakingするときには、まずこの英文を頭の中で生産する手続きをすることになります。

ファンクションメソッドは英語の発想を元にしたメソッドです。

英語は書かれた順,話される順、あるいは耳にした順にその意味をとらえなければなりません。
「私,見たのよ」→「犬が通りを横切るのを」
 I saw a dog cross the street.
「私,見たのよ」→「犬が通りを横切っているのを」
 I saw a dog crossing the street.
「私,見たのよ」→「男が警官に捕まえられたのを」
 I saw a man caught by a policeman.

このように英語発想を身につけると簡単に現在形,情緒表現を含む未来形,情緒表現を含む現在完了形の表現や、それらの時制での否定表現,疑問表現、否定疑問表現,疑問詞を含む疑問表現へと展開へと展開できることになります。
「あなた,見たの?」→「犬が通りを横切るのを」
 Did you see a dog cross the street?
「あなた,見たの?」→「犬が通りを横切っているのを」
 Did you see a dog crossing the street?
「あなた,見たの?」→「男が警官に捕まえられたのを」
 Did you see a man caught by a policeman?

「あなた,見なかったの?」→「犬が通りを横切るのを」
 Didn't you see a dog cross the street?
「あなた,見なかったの?」→「犬が通りを横切っているのを」
 Didn't you see a dog crossing the street?
「あなた,見なかったの?」→「男が警官に捕まえられたのを」
 Didn't you see a man caught by a policeman?

これらのすべての表現展開をとりあげることはできませんが、重要なことは青色で着色した補語・動詞フレーズが独立して導かれていることです。
  私はトラックがネコをひくのを(一部始終)見た
  I saw a truck run over a cat.
  私はトラックがネコをひているのを見た
  I saw a truck running over a cat.
  私はネコがトラックにひかれるのを見た
  I saw a cat run over by a truck.

以上、進行形や受身形への展開表現がその基礎にあることを知っておいてください。
言ってみたら,中1や中2で習う表現がその土台となっています。中学英語が重要なことはそのことです。

以下はファンクションメソッドによる「中学英語やり直し講座」のブログです。実力に応じて利用してください。

【seeの動詞フレーズ】
seeの動詞フレーズのパターンは以下の通りです。学習はこの順に進んでいきます。当教材ではこのseeの動詞フレーズだけで,合計76の文例が所収されています。

【解説】
seeの本質的な意味は、目で物や人を「見る」ということだが、単に視線を対象に向けるというlookではなく、物や人が「見える」、つまり「知覚する」ということだ。

またseeは、対象がちゃんと網膜に映ることであり、視覚上の認知から、「心でわかる」「理解する」ということにもその意味の範囲は広がる。
  He looked at her as if he had never seen her before.
  彼は今まで彼女を見たことがないような顔つきで(彼女を)見た

  She looked but didn't see it.
  彼女は見たが目にはそれが入らなかった

[VOC感覚] see+O+原形動詞フレーズ/ing形動詞フレーズ/ed形動詞フレーズ
【POINT】

seeは、「見る」「知覚する」という意味ですが、ここでは3つの動詞フレーズのパターンを導くものをとりあげた。
  see+O+原形動詞フレーズ 
  「~するのを(一部始終)見る」 
   I saw a dog cross the street.
      A dog crossed the street.  能動形の普通文
   私は犬を見た (その犬は)通りを横切る

  see+O+ing形動詞フレーズ 
  「~しているのを見る」
   I saw a dog crossing the street.
      A dog was crossing the street. 進行形
   私は犬を見た (その犬は)通りを横切っている

  see+O+ed形動詞フレーズ 
  「~されるのを見る」
   I saw a man caught by a policeman.
      A dog was caught by a policeman. 受身形
   私は男を見た (その男は)警官に捕まえられた

(11) 私は彼がイヌと一緒に走っているのを見た
(12) 私は、彼の唇に微笑が浮かぶのを見た
(13) 私はビルがメアリーと歩いて家に帰るのを見かけた
(15) 私は仕事がちゃんと行われるように(監督)しよう
(17) 私は運転手が巡査に厳しく尋問されているのを見た
など、当教材にはこのパターンの動詞フレーズは18所収されています。

【瞬間英作トレーニング】
(1) 私は犬が道路を渡り終えるのを見えた
● see +O+ 原形動詞フレーズ 
「~するのを(一部始終)見る」
     see a dog cross the street
(2) 私は小さな男の子が部屋に入っていくのを見た
     see the little boy go into the room
(3) メアリーはジョンが行ってしまうのがいやだった
● hate to+原形動詞フレーズ 
「~するのが嫌いだ、嫌だ」
     see John go
(4) 私はネコがトラックにひかれるのを見た
     see a truck run over a cat
(5) 私は泥棒が家に入り込むのを見た
     see a burglar break(ing) into the houseヒ


【解答】
(1) I saw a dog cross the street.
(2) I saw the little boy go into the room.
(3) Mary hated to see John go.
(4) I saw a truck run over a cat.
(5) I saw a burglar break(ing) into the house .

[英語脳構築プログラム]
 「 see a dog cross the street」「犬が通りを横切るのを見かける」

【一般動詞フレーズ5段活用】
=============================
(1) see(s) a dog cross the street  現在形動詞フレーズ
※現在形の肯定形だけで使われる。 
(2) saw a dog cross the street  過去形動詞フレーズ 
※過去形の肯定形だけで使われる。
(3) see a dog cross the street  原形動詞フレーズ
※命令形,助動詞、to不定詞で使われる。
(4) seeing a dog cross the street  ing形動詞フレーズ
※進行形や動名詞で使われる。
(5) seen a dog cross the street  ed形動詞フレーズ 
※完了形で使われる。  
=============================
  Have you ever seen a dog cross the street?
  あなたは、今まで犬が通りを横切るのを見かけたことがあるの?

【語彙力増強教材【ネイティブが選んだ日常会話必須基本62動詞HTML版】
「ことば」の学習というものは、なるべく多くの用例を体験し、それによって自分なりのイメージを作り上げる作業が何より大切です。これによっていつの間にか、日本語が消え、知らず知らずの間に英語の発想を身につけている自分を発見することができることになります。
「ネイティブがよく使う動詞」の一つ一つに着目し、同じパターンのものを攻略 することによってその動詞の守備範囲と応用範囲を身につけ る、これが使える語彙力の効果的で、効率的な増強法です。
この教材では、マウスを合わせると文字が浮かび上がってきます。
まずは、(1) 英文と日本語訳と英文の個別解説が、(2)から日本語訳、次に(3)動詞フレーズが、そして最後に(4)英文が浮かび上がります。

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